さらに胡散臭い弁護士登場!!とっても嫌な予感がする 元女性警察官コンビのスパ経営物語 第15話

お店のご紹介
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登場人物
トヨ : バンコクRENEスパの日本人店長(この物語の主人公で元警察官)
ナツコ(ナコ先生)頭蓋仙骨療法士&整体師 (この物語の主人公で元警察官)
Kちゃん:日本のRENEの女社長でトヨの親友
S会長 :RENEのグループ会社の会長でKちゃんの叔父さん
Rさん:RENEスパの共同経営者(タイのRENEの日本人社長、黒ガリンの輸出担当)
A氏: 最初スパを経営したいとS会長に話を持ちかけてきた日本人男性(経営資金の着服疑惑がありS会長から共同経営者を外される)
弁護士:A氏が紹介してきた日本語ペラペラのタイ人弁護士(かなり怪しい)
ポップちゃん:RENEスパのスタッフ(女子大生)
テップちゃん:ポップちゃんの妹

さてさて、バンコクRENEスパの開店と同時に、チーフとして採用したスタッフのアンちゃんに辞められてしまい・・・益々、前途多難な様相を見せだしたRENEスパですが、その後どうなったのでしょうか?

 

開店早々いきなりスタッフに辞められてしまい・・元女性警察官コンビのスパ経営物語 第14話
登場人物 トヨ : バンコクRENEスパの日本人店長(この物語の主人公で元警察官) ナツコ(ナコ先生):頭蓋仙骨療法士&整体師 (もの物語の主人公で元警察官) Kちゃん:日本のRENEの女社長でトヨの親友 S会長 :RENEのグループ会社の

アンちゃんに突然辞められてしまい、色々と混乱状態になってしまったため、お店が少し落ち着くまでトヨだけが1週間ほどタイに残ることになってしまいました。

 

そして、いよいよナツコも、日本のRENE社長のKちゃんも、S会長も、すでに帰国の日となってしまいました。

 

お店は開店したものの箱だけができただけで、スタッフはまだ施術ができない状態だし、Rさん(スパの共同経営者となる日本人男性)とS会長が共同経営の会社を設立することになったので、会社設立の準備を進めなければいけないし・・・

ということで、お店の営業どころではない準備が山積みでした。

トヨだけが残ったところ、タイ語もできず、経営の経験すらないのに、いったい何をどうサポートしたらよいのか不安だらけでした。

ただ、RENEの社長のKちゃんは、

 

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Kちゃん

トヨちゃんの元刑事だったその嗅覚と観察力を活かしてもらって、私たちが帰った後、A氏(一緒にスパを経営することになっていた日本人男性・スパ経営運転資金の着服疑惑あり?)に

 

この先おかしな動きがないか? 

Rさんの邪魔をしたり足をひっぱるようなことをしないか?

 

その点をしっかりと判断してほしいねん

 

という意図があったようで、今トヨがやることには経営の知識もタイ語も必要ないことがわかり、少しだけ不安が和らぎました。

 

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トヨがタイに残ることになった話には続きがありました

 

しかそ、トヨが、タイに残るという話には、実はまだ続きがあったのです。

トヨにはセラピストの勉強をしてもらって、指導者として、1年ほどRENEスパで働いてほしい

というKちゃんの希望があったのです。

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Kちゃん

ナコ先生のあのリンパマッサージは、難しすぎて、タイ人にはとてもハードルが高いと思うねん。

 

やはり、日本人指導者がそばについて指導しないと無理やと思う。

 

なので、日本に戻ったら、トヨちゃんがナツコさんからリンパマッサージを習ってほしいねん。

というお願いをされたのです。

さらに、

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Kちゃん

そして、タイの会社が設立したら、株式会社RENEからの駐在員という形で、1年位、RENEスパでタイ人スタッフの指導に行ってほしいねん。

いくらなんでもRさんが、女性の顔を施術することはできへんやろ〰

 

美容師さんとは違うから、髪を触るのと、お顔の肌を触るのとはかなり違うからね~

 
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Kちゃん

それに、彼は見かけはチャラいけど、性格はガチガチの日本男児だから、超男性的で行動力はある代わりに、マッサージのような繊細な作業はとてもできないと思うわ。

 

彼に、施術をしてくれてとお願いしたら、その時点できっと辞めさせてもらいますと言われるのが落ちやからね(笑)

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Kちゃん

それに、ここだけの話やけど、彼にはいずれA氏に代わって、黒ガリンガルの買い付けの仕事をお願いしようと考えているねん。

 

彼ならタイ語も喋れるし、タイ人とコミュニケーションが取れるので、買付の値段の交渉もできるけど、A氏を間に通すと価格がどんどん高くなっていってるねん。

 

今はまだ、黒ガリンガルサプリメントも開発したばかりでそんなに売れていないけど、もう少ししたら大学に黒ガリンの研究もお願いするつもりやし、研究の結果次第では、今後、大量に黒ガリンを輸入する時期が来るから、その時には、私もS会長も、Rさんには要として動いてもらいたいという希望があるねん。

 

これは、まだRさんにはお願いしていないけどね・・・・

 

という、とてもとても先を見越した案を聞かされ、トヨはさすが KちゃんとS会長はすごいな~と思いました。

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toyo

Kちゃんの考えはすごく良くわかったし、私もRさんのフットワークの軽さを見ていたら、彼に黒ガリンガルの買い付けや輸出を担当してもらったほうがうまくいくと思う。

 

でも・・・私にナコ先生のあの難しいマッサージができるやろうか?

 

それに、バンコクにしばらく行くなんて母に話したらびっくりするだろうし、母を一人残して行くのは不安やし・・・

ということで、実際、この後、日本に帰ってから母にこの話を相談したところ、母は何も反対することなく

良くわからんけど、とりあえずはがんばっといで~

の一言で終わりでした。

 

実は、トヨの母はそういうお気楽な母であり、それはトヨの亡くなった父、つまり母の夫から影響を受けていたからだと思います。

少し話がそれますが、トヨの妹が当時勤めていた銀行を辞めて、海外留学したいと言い出した時、この両親二人は全く反対せず、「行っておいで〰」とお気楽に賛成しておりました。

それを聞いた銀行の支店長が「俺が父親やったら絶対に反対する」と怒ったらしいです。

それで、妹が支店長に叱られた話を父親にしたところ、Toyoの父親は一言

変なおっさんやな〰

で終わりでした。

 

Toyoの家系は、祖父の代から公務員であり、父親は大阪市交通局でエンジニアとして地下鉄を動かしていた人なのですが、公務員といっても技術屋だったので、権力闘争とかにも無関心であり、組織枠にとらわれる人ではなく、非常に自由人で理論的な考え方ができる人でした。

なので、

なぜ海外に留学することがいけないことなのか?

その支店長の反対する理由が、父には理解できなかったそうです。

 

そんなわけで、トヨも妹も、

「自分達が進みたいと希望したことには、自分達ですべて責任を持ってやれるのなら、どうぞ自由に」

という家風で育ち、トヨが警察官になることも一切反対はされませんでしたし、妹が留学から戻り、裁判所に勤めることになったときも、「そうか」で終わりでした。

 

でも、母はやはり年もとっているし、今回は反対するだろうな〰と思いましたが、予想に反して、

「がんばっといで~」

だったので、トヨはKちゃんの話を受け入れるしかありませんでした。

 

そんなことから、トヨは帰国したらすぐにナコ先生に弟子入りして、リンパマッサージを習うことになっておったのです。

 

またまた胡散臭い奴が登場!! 日本語ペラペラの弁護士は良い人?悪い人?

 

さてさて、そういう話がA氏の知らない水面下で進められておりましが、当のA氏は、お祓いが終わるとその足で自宅の農園に帰ってしまいました。

それで、おとなしくしているのかな〰と思いきや・・・

そうではなくて、前回の使えない通訳に続いて、とてもワンマンで人を人とも思わない高飛車なタイ人弁護士をよこしてきたのです。

それは、会社の設立とRさんのビザの準備をするために、A氏がS会長に紹介した弁護士でした。

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A氏

日系の会社に頼むと、とんでもない手数料を取られるので絶対にタイ人にお願いしたほうがいいです。私の知り合いの弁護士にやらせますので任してください

 

ということになったのです。

この弁護士さんは、60代くらいの中国系タイ人なのですが、日本語がペラペラであり、会話はすべて日本語ですることができました。

でも見た目が、A氏同様に・・・どうも胡散臭いのです。

 

さらに、とても高飛車で、すぐに人のことを「馬鹿」と言うのです。

例えば、大家さんのことを「あの大家は馬鹿だ」とか、お役人のことを「あいつは馬鹿だ」と言った風に・・・・

なんかこの人、嫌~な予感がする

とトヨは感じたのですが、仕事はとても早くて、数日でお店のライセンス申請までこぎつけました。

 

ところが・・・

その弁護士が大変な問題があると言い出したのです。

お店の場所の登記が、「住居で登記されているため、スパの営業ライセンスが取れない」ということでした。

でも、お隣のクリニックも、同じ大家さん所有の敷地に立っており、きちんとライセンスを取っていることを知っていたので、そんなはずはないとRさんが、食い下がったのですが、

 

弁護士:公には言わないが、隣の店も役場に賄賂を払ってライセンスを取得している。通常では、絶対にライセンスが下りない場所なので、どうしてもライセンスを取りたかったら賄賂を払うしかない

というのです。

 

Rさんは、以前の仕事の際、オンヌットという地域に、かなり大きな古着の仕分け工場を作っていましたが、その時は元々日本人経営者が設立した会社を引き継いた形だったので、1から会社の設立という作業は初めての経験でした。

なので、流暢な日本語を喋るタイ人弁護士とA氏に押し切られる形で、渋々賄賂を渡す形となりました。

とにかく、お店のライセンスが取れないと会社を設立することもできないですし、もちろん就労ビザも取れないので・・・

 

賄賂を渡すと、すぐにライセンスがおりることとなり、数日後には会社設立の準備が整うという形になりました。

株式会社の設立には持ち株51%のタイ人株主ひとりと、日本人二人の株主が必要だったことから、日本人株主にはRENEのS会長とRさん、タイ人株主にはその弁護士さんがなることにりました。

 

これも、「誰か新しくタイ人のビジネスパートナーを探すとなれば、お金がかかる」という理由からでした。

 

後は、共同経営者のS会長に来月再度来タイしてもらい、サインをもらえばOKというところまで進み、その後するにRさんのビザ申請に取り掛かることになったのです。

なので、本当にあれよあれよと手続きが進んだので、まさかRさんもS会長も、すでにこの時点から、弁護士とA氏にまんまと騙されているとは思いもよらなかったのです。

 

このことは、後々、大変な問題へと発展してトヨもビジネスビザを取る際に巻き添えを食う形になってひどい目にあうのですが、それはまた後にお話ししたいと思います。

 

ひとりバンコクに残ったトヨの様子は?

そして・・・話は戻りますが、1週間ひとり残されたトヨは、いったいどうなったのでしょうか?

 

ナコ先生が帰国する直前に、Rさんが連れて来たタイマッサージのポックちゃんは、勤めていたタイマッサージ店との兼ね合いがありましたので、すぐに来てくれるというわけではなく、トヨが日本に戻ってナツコからリンパマッサージを習った後に来る事になりました。

 

なのでトヨは、毎日毎日、大学生のポップちゃんの仕上がり具合を点検するという作業を行っておりました。

 

この時のモデルは、ポップちゃんの妹のティプちゃんでしたが、この小学生のテップちゃんがモデルをしている間に、なんとなんと!! 施術の全過程を覚えてしまったのです。

 

そして、自分もやりたいと言い出して、やらせてみたところ、びっくりぽんで、全て完璧に覚えていたのです!!

確かに、技術的には全然だめですが、手順は全部合っているのです。

子供の記憶力の凄さを、この時思い知りました~

 

しかも、当時お店の制服として用意していた服にきちんと着替えてするところも、プロ意識があってびっくりぽんでした。

(このピンクのズボンですが、お店のピンク色に合わせて選んだのですが、なぜ日本式のスパにタイ式のコスチュームなの??という疑問が湧いて来て、今ではRENEの文字が入ったポロシャツで揃えております)

 

ということで、なんとか大学生のポップちゃんは、ナツコが考えたお客様用のメニューをこなせるようになっていたので、もし、お客様が来られたら、一か八かやらせてみようということになりました。

もちろん、開店のチラシ配りなども一切していなかったので、お店の前を通る人は

この店なんの店?

って感じで不思議そうに覗いて行きました。

 

中には、お店に入って来てくれる子もおり、ポップちゃんにお店と施術内容の説明をさせてみました。

タイ語のわからない私にはさっぱり何を説明しているのかわかりませんでしたが、そばで見ていたRさんの顔がみるみるうちに怖くなってきました。

 
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ryu

全然、接客が出来てません。友達に話をするような説明の仕方をしています。もともと、僕にもきちんと敬語を使えない子だと思っていたけど、施術ができても接客ができないのであれば話になりません。

 

やはり、この前辞めたアンのように20代のしっかりしたチーフクラスの子と早く探さないとだめですね。

 

おそらく、次に来てくれるタイマッサージのポックもこんな感じですよ。

 

タイマッサージに接客はいらないですからね~。

 

この子より、もっとひどいかもしれません。

ということでした。

 

とりあえず、3ヶ月くらいはプロモーションで、破格の値段でやってみようということになりましたが・・・

 

最初、Rさんが考える価格設定を聞いて、私はびっくりしました。

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toyo2

日本ではありえない・・・・

いくらタイ価格だといっても、これじゃナツコの技術が安売りされることになる・・・

 

と愕然としました。

 

けれど・・・タイの大学生をターゲットにするのであれば、Rさんが提示した価格が妥当だということを、この後思い知らされることとなります。

タイの生活水準と日本の生活水準は一部のお金落ちを除いてあまりにも違ったのです。

 

日本の価格をそのままタイのレート変換したら・・・とてもタイでは仕事はしていけない価格だということに気が付くのです。

 

だから、Rさんは、

30分位で、服を着たまま学校帰りに気軽に寄ってマッサージを受けてもらえる店

というスタイルを目指していたことが、ようやく理解できました。

 

低価格で客の回転数を上げて稼ぐ・・・

このエリアでするとなると、その方法でしか生き残れないことは間違いありません。

 

けれど・・・そんなことを、全く理解できず、日本の感覚でしか考えることができなかった私達は、

お店の器も、提供するマッサージの技術も

とんでもなくハードルの高いものにしてしまっていたのです。

 

 

Rさんは、正直、自分が考えていたことと違う方向へ流れて行っていることについて

これはうまくいかないかもしれない

と思ったそうです。

 

でも、自分が関わった以上、どんな形になったとしても、うまく行く方法を考えいくしかないと腹をくくったそうです。

 

けれど・・・

この最初の方向性の誤りが、とんでもなくRさんとトヨを苦しめることになるのです・・。

 

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バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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