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私、バンコクRENEスパの店長であるトヨは、2月初旬から「体がだるい」「疲れがとれない」「お腹が常に痛い」「便秘気味」といった症状に悩まされた結果、たどり着いたのが、日本の消化器外科の医師である石黒成治先生の腸内環境改善方法でした。
先生がYoutubeで発信されている動画や著書を読み、それでは満足できずに先生のラジオ講座に申し込み、この4月からは先生の6か月間スクールにも参加することになりました。
というのも、先生の腸が命の源であるという説明には、目から鱗が落ちるほど納得が得られ、実際に先生の指導通りやることで、嘘のように体が楽になってきたのを実感しているからです。
前回の記事はこちら↓↓↓
ということで、先生が指導する腸内環境改善(腸活)を、自分自身で実践する経緯をこのブログで記録していっているわけなのですが、2か月目は、徹底して「良いアブラを摂る」を実践することにしました。
本当は、1か月目から、すでに良いアブラを摂るようには心がけていたのですが、なにせここはタイなので、簡単には良いアブラが手に入らず、探しに探して、やっとこの前、先生が推進されているアブラを全て手に入れることができたのです。
なぜ、良いアブラを摂る必要があるのか?
なぜ、良いアブラを摂ることが大切なのかは、これから繰り返しお話していくことになると思うので、最初は先生のお話から引用させていただいて、簡単に説明しておきますね。
みなさん、37兆個(60兆個ともいわれていますが、今のところ37兆個説が有力だそうです)あると言われている体の中の細胞は、すべて細胞膜という膜でくるまれています。
この細胞膜は、すべてアブラでできています。
人間の細胞は、常に生まれ変わっています。なので、良いアブラを摂ると良い細胞に生まれ変わり、悪いアブラを摂ると、悪い細胞にしか生まれ変わらないということになります。
例えば、
胃の粘膜は5日で生まれ変わります
皮膚は1か月、血液は4か月、そして体全体は約7年で細胞全部が入れ替わるのです。
特に、脳は脂肪でできているので、悪いアブラを続けると頭の機能がどんどん落ちていきます。
この悪いアブラと摂り続けるという生活を毎日送ると、どうなるかを考えてみてください。
昨日、悪いアブラを摂った
今日も悪いアブラを摂る
明日も悪いアブラを摂る
5年後も悪いアブラを摂る
するとどうですか?
この間、生まれ変わっている細胞は、悪い細胞しか生まれないので、細胞が元気になることはありません。
ということは、アンチエイジングなんで不可能だし、今よりも健康になることなんて夢の夢になってしまうのです。
石黒先生は、
「身体の中の細胞を健康的に変えていくためには、摂取する脂質(アブラ)の種類は厳しく制限しなければなりません。悪い脂質を摂取すると身体の中で炎症が起こります。悪い脂質とは、簡単に言うと劣化しやすい脂質です。この劣化しやすいアブラをベースに私達の細胞が作られると、当然、細胞機能は低下します。反対に良い脂質を摂取すれば、生まれてくる細胞は良質な細胞膜でできた細胞になります。」
と言っておられます。
このアブラに関しては、まだまだ詳しく説明することがたくさんあるので、おいおいお話していきますが、ここで皆さんの関心は「じゃあ、悪いアブラって何? 良いアブラってなに?」という点だと思いますので、簡単に悪いアブラと、良いアブラをご紹介したいと思います。
摂取してはいけない悪いアブラとは?
悪い脂質(アブラ)の代表的なものは、植物の種からできたアブラです。
いわゆる
大豆油、ひまわり油、キャノーラ油、綿実油、などのサラダ油の主成分
になります。
これらのアブラは、多価不飽和脂肪酸といって、脂肪酸の中に複数の劣化しやすい 部分を持っているアブラになるのです。
そして、もっと恐ろしいのが、工業的につくられた
ショートニング、マーガリン
などのアブラです。
これらは炎症を引き起こし、発がん性も疑われているアブラになります。
なので、加工食品のパッケージに
植物油脂、ショートニング
といった文字の記載を見つけたら、すべてこの悪いアブラでできた食品であることを知ってください。これらは、絶対に摂取しないでいただきたいアブラになります。
そして、もう一つは、
繰り返し使用したアブラ
です。
この繰り返し使用したアブラの劣化は、身体に与えるダメージは相当なものなのです。
外食をされる人は、かならず直面する問題として、
出てくる料理は繰りかえし使用したアブラで作られた料理かもしれない
があげられます。
外食で食べる食品や、お惣菜、お弁当で売られている食品のアブラが、どのような種類のもので、どれくらいの期間使用したアブラなのか?私達には全くわかりません。
そんなことから、外食する場合は、メニュー選びにはとても注意が必要になってくるのです。
そこで私は、「たまになら大丈夫だよね~」と考えたのですが、なんと、悪いアブラは少量摂取しても体内で炎症を引き起こし、身体の中でくすぶり続けるそうなので、たまに~は通用しないことがわかりました。
摂取すべき良いアブラとは?
では、反対に良いアブラとはどんなアブラになるのでしょうか?
摂取すべき脂質には次のようなものがあります。
① 牛、豚、鳥などの動物性の脂質
② バター、ギー(バターから乳糖、タンパク質を取り除いたもの)
③ オリーブオイル、ココナッツオイル、魚のオイルなどの脂質
④ アボガド、アーモンド、クルミなどのナッツ類、ダークチョコレート
になります。
動物性の脂質に関しては、以前はコレストロールが多く、心臓病のリスクが上がることを懸念してなるべく摂取しないことが推奨されていましたが、現在は明確に否定されています。
ただし、動物性の脂質を摂取する点での注意点もあります。
それは、動物性のお肉の摂取は、過剰に摂取しないように気を付けないといけないということです。
その理由は、
現代は、牛、豚、鳥の脂質は、大豆やトウモロコシなどから作られた肥料を与えられていることが多く、植物性油脂を多く含んだ脂質になっており、そのため、過剰に摂取すると、植物性油脂を大量に摂ったのと同様になる
からです。
草を食べて育った牛(グラスフェッド牛)の肉であれば問題はありません。
さらに、魚に関しても、天然の物を選択し、穀物を餌として養殖されている魚は、同様の理由から避けるべきだそうです。
まさか、まさか!!
動物や魚の餌にまで、悪いアブラが影響していたなんて~
現代は、豊富に食べ物があふれるようになった分、隠れた危険がたくさんひそんでいます。
このアブラに関しては、この先も、もっと詳しくご紹介していきたいと思いますが、良いアブラを摂るメリットは、「身体の中に炎症を起こさないので太らない」そうなので、ダイエットにも最適だということがいえます。
良いアブラを取る量ですが、
1日の合計で
男性 8~10テーブルスプーン (1テーブルスプーン15g) 120 ~ 150 グラム
女性 6~8 テーブルスプーン 90 ~ 120 グラム
であり、上記のアブラをバランスよく摂ることが大切だそうです。
現在、私が摂取しているアブラはこれ
ということで、簡単になぜ良いアブラを摂取しないといけないかについてご紹介しました。
私は現在、動物性の脂を買い集めて、まんべんなく摂取するという毎日を送っているのですが、タイという土地柄、お店で購入できるアブラの種類には限界があるため、私が購入したアブラがどこで売っているのかについて紹介したいと思います。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、タイではどこでも手に入ります。
けれど、どのココナッツオイルでも良いわけではなく、熱を加えないで抽出された
エキストラバージンココナッツオイル
を使用してくださいね。
ココナッツオイルは、熱を加えてもほとんど変質しないと言われているので(80回高熱を加えても変質しなかったという研究データもあるそうです)、炒め物にはココナッツオイルを使用しています。
また、ブラックコーヒーにも入れています。
MCTオイル
ココナッツあるいはアブラヤシの種子から中性脂肪だけを抽出したアブラであり、現在、最高級オイルとして話題になっているオイルです。
糖質に変わるエネルギー源であるケトン体を素早く多く作れるという特徴があり、糖質制限中の人やアスリートにも役立つオイルとして利用されています。
レモンファーム、トップスマーケット、フジスーパー などで、下のタイプのオイルが販売されています。
エキストラバージンオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイルとは、オリーブの果実を搾ってろ過しただけのバージンオイルの事を言います。
エキストラバージンオリーブオイルの中には多くのオレイン酸が含まれています。
食品のなかでも特に含有率が高くいことでも知られており、オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類され不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる働きがあります。
また、ビタミンE、βカロチンも含まれているので、活性酸素の害を防ぐ効能効果があります。
エキストラバージンオリーブも、高級スーパーでは、豊富な品揃えがありますので、購入するのに苦労はないと思います。
カメリナオイル
カメリナオイルは、コールドプレス(冷温圧搾)で搾った無添加オイルです。
トランス脂肪酸が0であるだけでなく、必須脂肪酸であるオメガ3、オメガ6 を含む多価不飽和脂肪酸、さらにはコレステロール値を下げる効果が期待されているオレイン酸(オメガ9)やイコセン酸(オメガ9)を含みます。
オメガ3、オメガ6、オメガ9が非常にバランスよく配合されたいるアブラになります。
レモンファームで購入できますよ。
ギーバター
ギーには、ビタミンA、D、E、K、オメガ3やCLAなどの必須脂肪酸が含まれています。
これらの栄養素は、抗炎症作用があり、インスリンレベルのバランスを取り、代謝を高め、消化の健康をサポートし、脂肪をより効率的に燃焼させることができます。
ギーを摂取することの利点の1つは、乳糖やカゼインが含まれていないため、牛乳不耐症の人に適した食品になることです。
ギーは、オーガニックストアでもなかなか見つからなくて、とんでもなく探しました~
結局、お客様が見つけてくださいました。
Villa Market
で購入できますよ~
炒め物に使用したり、ブラックコーヒーに入れてバターコーヒーとして飲んでいます。
カカオ100%ダークチョコレート
ダークチョコレートは、抗酸化化合物とマグネシウムなどの主要ミネラルが豊富です。未精製のカカオパウダーはフラバノールの濃度が最も高く、抗酸化作用があります。
また気分を改善し、脂質プロファイルを改善し、血流を改善し、創造性を高め、炎症から体を保護します。
これは、オーガニックショップだけでなく、ビックCやトップマーケット等の普通にお菓子売り場で購入できますよ。
私は、ブラックコーヒーに、ギーバター、ココナッツオイル、シナモンと一緒に入れて飲んでいます。
これらの種類別アブラの効能等については、これから詳しく紹介していくつもりです
また、次回は、さらに詳しく「植物性アブラの危険性」についてご紹介したいと思います。
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