美人スタッフ「ニッさん」のお陰でお客さんは増えたけど・・(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語46話)

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前回は、問題児メムちゃんのあまりの問題ぶりにたまげてしまった、お客さんでモデルのスパイちゃんのお母さんのニッさんが

タイ語がわからない先生では、この子は手に負えないと思います。

私が力になりましょう!!

と立ちあがってくれた経緯を紹介しました。

問題児メムちゃんのお目付け役に美人受付スタッフを雇うことに!!(元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語45話)
問題スタッフのメムちゃんですが、辞めさせようかどうか悩んでいた時に、ナコ先生ことナツコの指導で大化けしました。 練習熱心な別人に変身して、トヨを驚かせたのです・・・・・ けれど・・・ナツコが帰ってしまうと・・・ 今回は、ナツコの指導の様子は...

 

美人のニッさんのお陰でお客様が増えました

ニッさんが来てくれるようになると、メムちゃんは、いきなり先輩風を吹かせるようになりました。

なんと10歳以上も年上のニッさんに買い物に行かせたり、雑用をさせたりと、顎で使いだしました。

 

私が注意すると、ニッさんは

私は新入りだからいいですよ。

それに施術はできませんし。

 

せめて、しっかりとお客さんにカウンセリングできるようになるまでは、雑用くらいはさせてください。

と言って、嫌がらずに買い物に行ったり、掃除や洗濯をしてくれました。

 

ただ、ニッさんは開店の1時間前にはお店に来るので、メムちゃんはちょっとバツが悪いのか、遅刻はめっきりと減りました。

 

ところがある日の夜、私のラインにタイ語でメムちゃんから連絡がきました。

 

いくつか読める単語はあったのですが、文書の意味がわからず、通訳のみゆきちゃんに転送して呼んでもらうと

弟が覚せい剤で警察に逮捕されて留置場にいるので、私が行かなといけなくなった。

 

3日間休みます

 

というものでした。

 

な〰んか嘘くさい感じがしましたが、理由がちゃんとあるのと、連絡をしてきたので、文句のつけようはありませんでした。

 

結局3日と言っていたのが5日間休みましたが、追加の2日間の休みもちゃんと連絡はしてきました。

 

けれど・・・・・

出勤してきたメムさんは、とても日焼けをしています。

 

弟さんのことを聞いても、留置場に入っているとしか言いません。

なんかおかし・・・

 

こういう疑問が出ると、もともと刑事をしていた私は、証拠を見つけずにはいられなくなります。

 

それで、ラインのタイムラインやFacebookに投稿をしていないか探しました。

 

すると思ったとおり、きっちりビーチで水着姿の写真が何枚も投稿されていました。

 

 

そして、その写真をメムちゃんに見せて

toyo
toyo

この写真はなんですか?

 

休んでバカンスに行ってたの?

 

 

と質問しました。

 

流石に、証拠写真を見せ付けられたメムちゃんは、慌てまくっていましたが

それは、ずっと前に撮った写真を載せただけだ

と言い訳をしてきました。

 

それ以上、追及するだけのタイ語の会話能力がないので、この話はここで終わりましたが、馬鹿なメムちゃんは、この言い訳で私を丸め込めたと思ったようです。

 

その後、ニッさんに、ビーチに行ったことを打ち合けていたそうですが、私を上手く騙せたと言っていたそうです。

 

このことがあってから、私は彼女を辞めさせる理由とタイミングを探すようになりました。

もう腹は決まっており、次になにかしでかしたら辞めさせることにしました。

 

もう人として、メムちゃんを許せなくなっていたのです。

 

そんな状況の中、痩身マッサージはとても評判が良く、新しいお客さんが増えてきました。

そこにはニッさんの貢献がかなりありました。

 

ニッさんは、とても良く勉強する人で、数週間でメムちゃんに勉強してもらおうと買っていたリンパマッサージの説明本や、お肌のしくみ、その他美容本など数冊をほぼ読破していました。

 

なので、本から得た知識を、きちんとお客様に説明して伝えてくれていました。

 

また、とても美人なので、

「ここでマッサージを受けると、あなたのように綺麗になれの?」

と言って、タイ人の年配のお客さんの来店数が、急に増えだしたのです。

 

ニッさんは、とてもお洒落であり、毎日、凄く素敵な洋服を着て出勤してくれるので、一気にRENEスパがまるで高級スパのようになりました。

 

RENEスパは、待合室がガラス張りになっているため、外からはとても良く見えるため、店の前を通る人はみんなニッさんを見て行きます。

 

また、RENEスパがある学生街の中を歩くニッさんは、注目の的であり、買い物先でも

「何をされているの?」

「どこで働いているの?」

と必ず聞かれるそうです。

 

本当にエレガントで、優しくて素敵な女性でした。

 

 

一方・・メムちゃんといえば

遅刻こそ減るようになりましたが、勉強する気はゼロで、空き時間はスマホをいじる毎日でした。

 

アパートの家賃が払えないので払ってほしい

そして、その月の給料の支払いをすることになりましたが、メムちゃんは少し前に

アパートを引っ越すから給料を前借りさせてください

と言ってかなりの額を前借りしていたので、その分を差しい引いた額しか彼女の通帳には振り込みませんでした。

 

すると、数日たったある日、再びメムちゃんからラインに連絡がありました。

バンナのアパートの家賃を支払ったら、今住んでるアパートの家賃が払えなくなりました。

 

家賃が払えないなら私は出て行かないといけません。

 

なので、私に働いてほしいなら、今住んでいるアパートの家賃をあなたが支払ってください

という内容でした。

 

はぁ〰???

これって、どういう理屈なの??

なんで、あなたの家賃を私が払わないと駄目なの?

 

もう、どこをどう探っても彼女とは理解し合えるところはありません。

 

結局、引っ越し代と言って前借りしていたのも嘘でした。

 

引っ越しもしておらず、そのまま家賃を払わずに従妹のアパートに住み続けていました。

おそらく、この前ビーチに遊びに行って、使ってしまっていたのでしょう。

 

これで自分から辞めてくれるのなら、願ったり叶ったりでした。

それで、私は払うとも払わないとも返事を返しませんでした。

 

その翌日から、彼女は出勤して来なくなりましたが、毎日、

いつ家賃を払ってくれるの?

とラインに英語で催促がありました。

 

人をあてにするのもいい加減にしろと思います。

 

それで、ずっと既読のまま無視していたのですが・・・・

しかし、メムちゃんの催促は、なかなか収まらず

私が辞めたら、あなたは困るでしょ。

私に辞められたくないなら家賃を払ってください

と言ってきたので、

これは最後にガツンと言ってやらなければいけないと思い、みゆきちゃんに通訳をお願いし、彼女をお店に呼び出しました。

 

彼女は、家賃を払ってもらえると思って笑顔の登場でしたが、その笑顔も数分で鬼のような顔に変わりました。

toyo
toyo

私が家賃を支払う理由は何もないので、支払うつもりはありません。

 

あたなに辞めてもらっても何も困らないので、どうぞ辞めてください

ということをみゆきちゃんに伝えてもらいました。

 

そして、今まで私についた数々の嘘について、

toyo
toyo

嘘をつく人とは一緒に仕事はできない

とも言ってもらいました。

 

メムちゃんは、しばらく何も言わずに黙っていましたが、数分して彼女の口から出た言葉が、彼女の人生を物語っていました。

 

彼女は

私は、ずっと愛人をしていて働いたことがないから、働くということがよくわからない。

 

なぜ遅刻をしたらいけないのかも、無断欠勤したらいけないのかもわからない。

好きな時に仕事して何が悪いの?

と、言いました。

 

みゆきちゃんも

先生、私、この人の通訳する度に、自分にはタイ人の血が半分流れているのに、タイ人が嫌いになります。

 

この人は、タイ人の値打ちを下げています。

と言っていました。

 

ニッさんの言う通り、彼女が私達のような外人に対して取る態度で、外人が受けるタイ人の評判を落としてしまっていることは確かです。

 

そんなことから、この日を最後にメムちゃんとは縁を切ることになりました。

 

盗みまでしていたメムちゃん

しかし、彼女が辞めてから、Rさんにとてもショックな話を聞きました。

Rさん
Rさん

トヨさんがショックを受けるから言わなかったけど、メムは俺に頻繁に金を貸してくれと言ってきてたんだ

ということでした。

 

RENEスパは小さなお店ですが、スタッフの給料は技術職ということで、一般企業の大学卒業の新入社員と変わらない額は出しています。

 

そこから家賃を支払っても十分に手元には残ります。

 

けれど、愛人生活をしていただけに、節約、倹約生活が彼女にはできないようでした。

 

RENEスパで働き始めた当初、お腹が痛いけど薬を買うお金がないとRさん泣きついたらしいです。

仕方がないので、彼女を病院に連れて行き、その支払いもしてあげたこともあったそうです。

 

Rさんは、タイに来たすぐの頃は、日本の洋服の仕分け工場を経営しており、タイ人従業員を20人程雇っていました。

なので、低所得層のタイ人の世話はずっとして来て慣れているのだそうですが、それでもメムのお金を貸してくれコールは、すさまじかったらしいです。

 

Rさん
Rさん

俺のこと嫌いだと言っておきながら、お金を借りるとなると別なんだよね。

結局、最初の数回は貸してあげたそうなのですが、無断欠勤が続く状態になってからは一切相手にしなかったそうなのです。

 

そして、さらにショッキングな話を聞かされました。

 

トヨのの母親が友達とタイに来たことがありました。

Rさんが車を出してくれて、3日間、王宮やアユタヤ等の観光に連れて行ってくれました。

 

まだ、ニッさんが来てない頃の話です。

その時、メムちゃんがアユタヤへの道を良く知っているというので、道案内に一緒に連れて行くことになりました。

 

その日の朝、メムちゃんとRさんは、Rさんのコンドミニアムで待ち合わせすることにしたそうです。

愛犬のサクラも一緒に連れて行くということで、メムちゃんに部屋までサクラを迎えに来させたらしいです。

 

その時、Rさんがゴミ出し等をするため、少しだけ部屋でサクラを見ていてくれとメムちゃんに頼んで5分程部屋を留守にしたそうです。

 

その夜、Rさんが部屋に戻ると、ドレッサー付近に違和感を覚えたそうです。

どうも物を動かした痕跡があったのだそうです。

 

それで、引き出しの中を確認したところ、やはり引き出しに入れていた現金入りの封筒の中から、現金が数枚抜き取られていたことがわかりました。

Rさん
Rさん

これはきっとメムの仕業だな

と思ったRさんは、以前にお店のお金を盗んだスタッフのジップちゃんと同様に、罠を仕掛けることにしたそうです。

 

翌日も、トヨの母達を車で観光に連れて行くことになっていたので、メムちゃんに一緒に来いと、自分の部屋まで呼び出したそうです。

そして、再び、セブンイレブンで買い物をして来るから、10分ほどサクラを見ていてほしいと頼んで部屋を出ました。

 

その後、数分して部屋に戻って、そっと音を立てずにドアを開けたところ、

ちょうど、メムちゃんが現金入りの封筒を手にして、中からお金を抜き取っていた現場に遭遇したそうです。

 

メムちゃんは、

警察に突き出さないでくれ。

トヨさんには言わないでくれ

泣いてと謝ったことから、トヨの母が来ている時だったこともあり、二度とバカなことはするなと言って許してあげたそうです。

 

その後、暫く、遅刻をせずにお店に出勤してきていたのは、この件を通報されたくなかったからのようでした。

 

ところが、それから時間も経ってしまうと・・・

喉元過ぎれば熱さを忘れるとかやらで・・・・

すっかり、また横柄なメムさんに戻ってしまいました。

 

そして、前述のとおり・・・・

Rさんから指示されたことに面倒臭そうな態度を取たことから、Rさんは堪忍袋の緒が切れて、メムちゃんの頭をコツンと叩いたそうなのです。

 

なるほど・・・・

メムちゃんが、Rさんに頭を叩かれたと大泣きしていたのは、頭を叩かれたことが悔しくてではなくて・・・・・

Rさんが真剣に怒っていることがわかったので、このままだとお金を盗んだことを警察に通報されてしまう

と不安になったからのようでした。

 

 

Rさんの中では、お金を盗んだ時点で、もう辞めさせる腹はほぼ決まっていたそうなのですが・・・・・

 

ナツコがメムちゃんを一生懸命に指導してくたことや、お客さが増えて来たことを考えると

Rさん
Rさん

後はトヨさんの気持ち次第、時間次第

だと考え、辞めさせるタイミングを見ていたそうです。

 

良いお店にしたければ人材選びは大重要課題です

しかし・・・このメムちゃんにはとことん振り回されました。

 

そして、彼女から学んだことは、

たとえ外国であろうとも、良い仕事をしようと思うなら、良い人材を自分の船に乗せることが何よりも大切だということです。

人材に妥協をしては絶対にいけません。

 

メムちゃんがいた数ヶ月間、私は彼女に振り回されているだけの毎日であり、自分の仕事や役割を全うできませんでした。

今は選択肢がないから仕方がないと自分に言い聞かせ、誤ったやり方を進めていたのです。

 

なので、メムちゃんを憎む気持ちは、彼女を辞めさせる時も持つことはありませんでした。

「色々と勉強させていただきました」

と、彼女には通じない日本語で、彼女に声をかけました。

 

・・・・・と言いながらも、今だからこそ、この時を振り返って偉そうなことを言えておりますが、まだまだこの後も、タイ人の性格を見抜けず、指導もちゃんとできず、スタッフに振り回されるトヨなのです。

 

そして、なんとトヨだけでなく、ナツコも被害を被ってしまいます。

次回は、3回目の指導にナツコがタイに来てくれた時の話と、新しいスタッフについてご紹介したいと思います。

 

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お店のご紹介元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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