こんな病院辞めてやる!!遂にトヨの堪忍袋の尾も切れました!(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語65話)

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前回は、トヨが兼務するホリステック医療センターの、あり得ないブラックすぎる内情をご紹介しました。

前回の記事はこちらから

心優しいチーフとミャンマー人のアシスタントを切り捨てた病院オーナー(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語64話)
医療センターとRENEスパとを兼務するようになってすでに10か月が過ぎたトヨですが、前回は、医療センターでとてもお世話になった通訳のヌンさんが、同センターのお局的存在であるノンさんという年配の女性のたくらみにより、数々の嫌がらせを受けた末に...

 

今回は、遂にトヨも堪忍袋の尾が切れたという話をしたいと思います。

 

* 上の写真は、Toyoにとても親切にしてくれたスタッフの子達です。

(左からギックちゃん、アップルちゃん、オップちゃん、オーンちゃん、ギックちゃん新人)

 

 告げ口得意のノンさんが解雇??

トンロー病院は、開店からもうすぐ1年が経とうというのに、まだゴタゴタしておりました。

 

チーフのヌンさんは、相変わらず自己中心的で、楽することと忖度しか考えていない嫌な奴でした。

唯一、頼れる性格の良いウンちゃんは、いよいよプーケット店の開店が真近ということでいなくなっていました。

 

可愛いがっていたミャンマー人の娘達もいなくなり、

 

toyo
toyo

無理してここで働かなくてもいいのではないか?

と思い出しておりましたが・・・・

契約が後数ヶ月だったことと、

ひどい扱いを受けている新人の理学療法士さん達が、トヨのことを母のように慕ってくれており、彼女達を残していくのが心配だったこと

からなかなか踏み切れないでおりました。

 

ただ、トヨの契約が切れた時点で、我慢して働いている新人理学療法士達も辞めると腹を決めておりましたので、とにかく後数ヶ月共にがんばろうと誓いを立てていました。

 

そんなある日、トヨはウイチャダーさんに呼ばれました。

 

toyo
toyo

あらら、遂に私が解雇かな~

と思っていたら、ウイチャダーさんは、予想もしない話を始めたのです。

 

ノンさんに辞めてもらおうと思うの

toyo
toyo

えっ???

なんて?

ノ、ノ、ノンさん?

 

今、私聞き間違えた??

 

トンロー店の経営が振るわないのでしょ。

 

なので、給料の高い者から辞めてもらおうと考えてるの。

 

それに、ノンさんは施術ができないし、別に要らない社員だし

と言うのです。

 

信じられない話でした。

少し前までは、なんでもノンさんの話を鵜呑みにして、通訳のヌンさんやら、オップちゃんギックちゃんをいじめていたのは誰なの?

 

それに、通訳のヌンさんがいる時に、ヌンさんの通訳を交えて、スタッフから聞かされた話では、

ノンさんは、ウイチャダーさんの会社に30年程勤めてる人であり、ウイチャダーさんの会社が一度倒産した際に、倒産の後処理をすべてノンさんが手伝ったため、ウイチャダーさんはノンさんに絶大な信頼を置いている

ということでした。

 

そのため、ノンさんが誰かの悪口を言ったら全て信じていたし、反対にノンさんをスタッフの中に放り込んでスパイとして、ウイチャダーさんの悪口を言っていないか等探らせていた

ということも聞きました。

 

また、ノンさんは、

難病を患っているため病院代が非常にかかることと、過酷な仕事はできないことを承知で長い間雇っていたそうであり、突然解雇されたら、たちまち生きていけなくなるため、みんなノンさんに悪口を言われても、彼女の病気のことを考えてがまんしている

という状態でした。

 

なのに、

toyo
toyo

経営が傾いて来たからと言って、長年使えて来たスタッフを、一番先にリストラするのは、人としてどうなの?

と思わざるを得ないことでした。

 

本当にウイチャダーさんはおそろしい人です。

 

ノンさんのリストラは、年が明けてからということでしたが、この数日後には解雇の件が本人に伝えられたようであり、ノンさんはその翌日から仕事に来なくなりました。

 

ノンさんと仲がよかったアップルちゃんから聞いた話では、ショックで寝込んでしまっているとのことでした。

 

さらに、ウイチャダーさんは、あと数名リストラするつもりでおり、その人物の名前を聞かされて、トヨは心底頭にきました。

 

ウイチャダーさんが辞めさせようとしていたのは、

オップちゃん、

ギックちゃん

テウちゃん

の3名でした。

 

3人とも、中堅クラスのとても素晴らしい理学療法士さんなのに、「払う給料が高いから」というのが理由だそうで、もう話になりませんでした。

 

そうなると、残るのは性格の悪い、現チーフのヌンさんと、新人の子達だけです。

一気に、お店のクオリティーが落ちてしまいます。

ウイチャダーさんの方針がさっぱりトヨには理解できませんでした。

 

さらに、

新人の理学療法士よりも、先生の方が整体もマッサージの技術も上なので、できれば先生がメインに整体をしてほしいわ

と言うのです。

 

トヨは、日本人だし、タイの理学療法士の資格もありません。

そんな資格外の療法をアシスタントならまだしも、自分が主として行うなどあり得ない事です。

 

それすらも、ウイチャダーさんは、

そんなのお客さんにはわからないわよ~

と平気で言い放つのです。

 

もう、この人の言うことをまともに聞いていたら、とんでもない事態になりかねません。

 

これは、潮時だな・・・と思い出した時、トンロー店のオーナーがウイチャダーさんから別の人に変るという話が出たのです。

みんな、そのうわさを聞いて大喜びしましたが、真相はわかりません・・・

ということで、数日様子を見ることにしました。

 

結局、事の真相は・・・・

ウィチャダーさんとビジネスパートナーを組んでいたシンガポールの資産家が撤退することになり、その代わりにお客さんでもあり、有名なアイドル歌手のお母さんが新しくパートナーになるということが決まった

ということでした。

その方は、凄く性格の良い方であり、旦那様が日本企業の重役をされていることもあって、かなりの日本びいきの方でした。

 

当時、ウイチャダーさんが「日本人をターゲットにするのはやめる」と言い出したため、日本人に対する宣伝は全てストップしていたのですが、この方は

日本人を呼べない店なんて、世界的に認められないわ

という考えをもっておられ、再度日本人を対象とする宣伝を開始することになったのです。

 

けれど・・・・、一応、ウイチャダーさんとはビジネスパートナーという関係上、全てその方の思い通りになるわけではなく、ウイチャダーさん的には

「あなたはお金さえ出してくれたらいいの。経営は私がするのだから」

という考えが捨てきれずにいるようで、微妙に対立しているのが見ていてわかりました。

とにかくウイチャダーさんは、超ワンマンなので、どうも上手くいく気がしません。

 

そんなことから、スタッフ達は、少しの希望を繋ぎつつ、辛い毎日をなんとか乗り越えていく・・・という日々を送っておりました。

そんな最中、ウイチャダーさんが経営するタイの病院4店舗のスタッフ全員が集まって行う研修会の日程が決まりました。

チェチュンサオにある保養地に、スタッフ全員が集まって、泊まり込みで行う研修らしいのですが・・・・・

 

なんと!!

その日が、日本から来るお客様の予約が入っている日と重なっていたのです。

 

toyo
toyo

これは大変なことになる!!

ということで、さっそくトヨはウイチャダーさんに抗議をしたところ、最初

 

予約の日を変えてもらって

とあっさり言われてしまったのです

 

toyo
toyo

それは、あり得ないですよ!!

3ヶ月も前に予約してくださっているのに、店側の都合で日を変更してくれなどお願いできるわけがありません。

 

しかもオップちゃんを指名してきているのですよ!

当日はオップちゃんに施術をさせるから心配しなくていいと言われたではないですか!!

 

ということで、かなりくらいついて文句を言ったところ、

 

じゃあ、予約が入っている日の早朝にオップとアップルとテウだけ帰らせるわ

3時間でバンコクに着くから、10時の予約には間に合うでしょ

ということになりました。

 

toyo
toyo

よかった、なんとか対処できた・・・。

 

と安堵したトヨでしたが、この後、とんでもない事態が待ち構えていたのです。

 

 胸の痛みに襲われたトヨは、数時間放置され・・・

そして、いよいよ日本からお客様が来る日となりました。
前日トヨは、とても心配だったので、研修には行かずに1人バンコクに残ることになりました。
そして、10時から予約を受けていたので、朝の9時前にはトンローの店に着いていました。
でも、店の鍵は閉まったままです。
打ち合わせでは、ウイチャダーさんの弟さんに鍵を預けて朝から空けに来てもらうことになっていたのですが・・・・・
やきもきしながら、店の前で待つしかないトヨでした
研修から戻って来るはずのスタッフ達もなかなか帰って来ません。
toyo
toyo
このままではお客さんが来てしまう!!
どうしよう!!
とハラハラしていたところ、午前9時40分頃になって、ようやくウイチャダーさんの弟さんが鍵を持って来てくれました。
店さえ開けば、スタッフが戻って来るまでの間、カルテを書いてもらったり、話をしたりでなんとか時間を繋げると思いました。
そして、やはり日本人のお客様なので、時間にはきっちりしておられて、9時50分頃にはお店に到着されたのです。
やはり、まだスタッフは戻って来ません・・・・
ハラハラしながら、カルテを書いてもらっていると、ようやく10時10分頃にスタッフが戻ってきたのです。
ところが、肝心かなめのオップちゃんがいません!!
その代わりに、あの大嫌いなチーフのヌンさんがいるではありませんか!
toyo
toyo

オップちゃんは?

とアップルちゃんに聞いたら、消え入りそうな声で

昨日、解雇されました

というのです。
昨日、解雇???
もう、全くわけがわかりません!!
ウィチャダーさんが、昨日研修で、リストラする人の名前を挙げたらしくて、
オップちゃんとギックちゃん
の2人が、昨日付けで解雇となったそうなのです。
トヨは、その場に倒れ込みたくなりました。
でも、お客さんを目の前にして、なんとか対処しないといけないので、
toyo
toyo

こちらの都合で、オップの指名を急遽受けることができなくなったので、同クラスの腕があるチーフのヌンが施術をさせていただきます。

と平謝りして、なんとか納得していただいたのです。
そして、この日はチーフのヌンさんも、手を抜かずに一生懸命に施術をしたようで、お客様は大満足され「あと二日、楽しみにしてますね~」と言って帰られたのです。
ところが・・・
この一連の対応に、トヨの身体は悲鳴を上げていたようで、この日の夜7時頃に、急に胸が痛くなりだしたのです。
そして、その痛みはだんだんとひどくなり、やがて座ってもいられなくなったのです。
苦しみながら床に倒れていたところ、新人スタッフの子が気づいてくれて、すぐにチーフのヌンさんを呼びに行きました。
けれど、ヌンさんはなかなか駆けつけてきません。
そして、5分程経って様子を見に来てくれたかと思うと、苦しんでいるトヨを見て、けらけらと笑うのです。
トヨは、その姿を見て
toyo
toyo
人が苦しむ姿を見て、何がおかしいの?
この子、普通の感覚じゃない
こんな子と一緒に働いていたら、そのうち殺される
と思いました。
ヌンさんは、新人スタッフに何か指示をしていましたが、とにかく「マイペンライ(大丈夫)」という言葉と、彼女の笑い声がやたら聞こえてきたのを覚えています。
このままじゃダメだと思ったトヨは、携帯電話でRさんに連絡をして、胸が苦しいことを訴えました。
Rさんは、ヌンさんに電話で
Rさん
Rさん

すぐに病院に連れて行ってあげてくれ

とお願いしくてれていました。
ヌンさんは、

わかりました。すぐに病院に連れて行きます

と、愛想良くRさんに返事をしておりました。
しかし、電話を切った後、その場にトヨを残して、どこかに行ってしまいました。
益々、胸の痛みが激しくなってきたトヨは、新人スタッフの子に何度も「チュアイ(助けて)」とお願いしましたが、その子もどうしたらいいのかわからず、ただトヨの背中をさすることで精一杯のようでした。
すると、その時、ウイチャダーさんの娘のビターちゃんがやってきたのです。
すぐに新人スタッフの子が、ビターちゃんに「先生が苦しんでいる」と伝えに行ってくれました。
そして、ビターちゃんがトヨの様子を見に来たのですが、彼女の口からは信じられない言葉が!!
お客さんの目と近所の人の目があるので、病院から病人が出たとなれば一大事よ。
絶対に救急車を呼んじゃだめよ。
店が閉店してから病院に連れて行きなさい。
お客さんに気づかれないように、部屋のドアを占めておきなさい
というものでした。
そう告げると、トヨに声を掛けることすらなく、そのまま立ち去ってしまったのです。
それから数時間、トヨは休憩室の冷たい床の上で、のたうちまわって苦しみました。
ようやく店の閉店時間になる頃に、再びヌンさんが部屋に入って来ましたが、相変わらずトヨを見てケラケラと笑うだけでした。
その頃には、かなり痛みが弱まっていたので、トヨは再びRさんに電話をかけました。
Rさんはまだ病院に連れて行ってもらっていないことにびっくりししていました。
それでもう一度ヌンさんに電話を変り、
Rさん
Rさん

どうして先生を病院に連れて行かないんだ。

ウイチャダーさんに今すぐに連絡する!

とかなりきつい口調で文句を言ってくれたのです。
すると、それまで馬鹿にしたような対応をしていたヌンさんも、ウイチャダーさんに日本人から告げ口されてはたまらないと思ったのか

今、連れて行こうとしていたところです

と態度を一変させたのです。
けれど、もうRさんも、トヨを1時間も放置していたことに、かなり頭に来ていたので、結局、Rさんが自らトヨを迎えに来てくれ病院に連れて行ってくれたのです。
検査の結果、心臓には異常はなく、極度のストレスから胸の筋肉が萎縮して痙攣を起したことがわかりました。
Rさんは、直接ウイチャダーさんに、今回のヌンさんとビターちゃんの対応について文句の電話を入れてくれました。
ウイチャダーさんは、すぐにヌンさんもビターちゃんに事の真相を確認したそうですが、
先生が苦しんでいるのは知らなかったわ。
若いスタッフが対応していたが、私達には何も言って来なかったわ
と嘘を言ったそうです。
結局、ウイチャダーさんからは、
先生が嘘を言っている
となり、この件はうやむやにされてしまいました。
そして、トヨは翌日、日本のお客様が来るというのに、疲労感から起き上がることもできなくなっており、休むことになりました。
この休んだことが、さらにとんでもない事態を招くことになってしまったのです。

大激怒の日本人のお客様

1日休んだトヨは、日本のお客様に迷惑をかけてしまったことを後悔し、翌日はどんなに酷い体調でも這ってでも出勤することを決めていました。
やはり、体調は絶不調でしたが、なんとか店までたどり着くことができました。
トヨの姿を見たヌンさんは、ウイチャダーさんに追及されたことで、あまり先生を馬鹿にするとヤバいということがわかったのか、

大丈夫ですか?

と声を掛けてきました。
toyo
toyo
大丈夫なわけないでしょ!!
あんたの顔も見たくないよ!!
このようにシラーと、何もなかったような態度を取るのがタイ人の特徴なのですが、特に、このヌンさんはそれが平気でできる子でした。
そして、暫くすると、日本人のお客様2名がご来店されました。
トヨは、昨日休んだことを平謝りに謝りましたが、かなり不機嫌な顔をされていました。
トヨは最初、不機嫌なのはトヨが休んだせいだと思っていたのですが、実は違う理由があったことが、この後すぐに明らかになりました。
お客様の話で、トヨが休んだ昨日の施術で、ヌンさんが
* 整体をしている最中に、ずっと携帯電話を触っていたこと
* 新人の子を連れて来て、途中からその子に施術を変らせて、お客さんをモデルにしながら整体の指導をしていたこと
ことがわかりました。
お客さんは、かなり頭に来ているようで、ヌンさんを指さして怒っていました。
通常なら、ここでトヨはヌンさんを庇って、トヨが土下座してでもお客様に謝らないといけないのですが、自分もヌンさんに酷いことをされていただけに、とても彼女やこの病院の側に立って対応することができないと思いました。
お客様は、ヌンさんの上司を呼べと言い出されており、埒が明かない状態になっていたので、本店に連絡してもらいトンロー店の責任者であるビターちゃんに来るように伝えてもらいました。
toyo
toyo
お客様には、責任者が来て謝らせます。
施術の金額も返金するように交渉します
と伝えたのですが、それから30分経っても、1時間経ってもビターちゃんは来ません。
あのバカ娘は逃げるのが得意だから絶対に来ないことは予想がついていましたが、結局、1時間30分経って、ようやく、全然関係のないマーケティング部の責任者である男性がやって来たのです。
けれど、彼は事の真相を全く理解しておらず、とにかくビターちゃんから行けと言われて来ただけであり、その場に立ち尽くしているだけだったので、さらにお客さんを怒らせることになってしまいました。
ちょうど、その時本店に、日本語通訳の方が来られていたので、その人も一緒に同行くださったため、お客様が怒っている理由を、マーケティング部の男性責任者に通訳してもらいました。
それなら僕が来てもどうしようもできないことですよ。
ビターさんは人に責任を押し付けようとしたんですね。
あの娘は、言いたいことは言うくせに責任は一切取らない子です。
なんで、関係のない部署の僕が対応させられないといけないんですか?
お金の返却は、僕の判断でできることじゃないので、ウイチャダーさんに確認してからでないと無理です
と反対に怒り出す始末でした。
さらに、問題のヌンさんも、数々の言い訳を並べて、自分の否を認めようとはしませんでした。
それを見ていたお客様も
もう馬鹿らしくなってきたわ。
何、この病院??
素晴らしい病院だと紹介を受けたから、わざわざ日本から来たのに、お願いしていたオップちゃんは、私達が来る前日に解雇??
それどういうこと?
で、代わりのバカ女は、携帯電話をいじりながら施術?
担当の日本人は、体調が悪くて休む?
あり得ないことだらけじゃない?
と、次第にあきらめ気分になってこられ、もう帰ろうと言い出したのです。
けれど、おさまらないのはトヨの方でした。
toyo
toyo
せっかく楽しみにして、わざわざバンコクまで来てくださったのに、こんなに嫌な思いをさせて・・・
とにかく、あのヌンという子は日本人を軽く見て、舐めている
と思いました。
そして、もうこんなところで、こんな子とは絶対に働けないと思ったのです。
お客様には、
toyo
toyo
私は、この病院には非常勤で来ています。
なので、この病院としてのお詫びは、私からは何もすることができませんが、私は自分の店を持っているので、お二人に迷惑をかけた分、フリーで施術をさせていただきますので、今から来ていただけませんか?
と提案しました。
お客様は、
納得はできないし、許せないけれど、同じ日本人として今回はあなたの顔を立てて、ここはもうこの辺りでおしまいにします。
せっかく言って下さってるのだから、あなたのお店に今から行きましょう
と言ってくださったのです。
そして、タクシーを呼んでいる間に、トヨはいっさいの荷物を袋に詰めました。
そうです。この病院を辞めることを即断したのです。
すると・・・
あんなに不調だったはずの体調が、急に回復して、なぜかとても晴れ晴れとした気持ちになっていたのです。

 異国で働くということは日本人の常識は通用しないということ

ウィチャダーさんが経営するホリスティック医療センターは、タイ人が経営する会社の実態であり、タイには、こういうずさんな経営をしている会社が非常に多いと聞きます。

 

日本人のお客様には、

タイのことは私にはよくわからないし、私たちにその実態を話すのはあなた間違っていますよ!

 

全ては、日本人スタッフのあなたの責任じゃないの!!

もっと、しっかりとしなさい!

とすごいキツイ言葉をたくさん言われました。

 

お客さまの怒りの気持ちはよくわかりますが、すべて日本のようにはいかないですし、日本人だからと言って、この病院で起こることの責任を全てトヨが負わされるのは違うと思います。

でも、お客様にトヨの立場を理解してくれとお願いしても、海外の事情がわからない方には無理な話です。

 

ただ、こういうことが普通に起こるのが異国であり、100%日本のような対応を求めても、それはとうてい無理です。

 

トヨも、東南アジアの各国をかなり旅行しましたが、やはり信じられないような事や対応をたくさん経験しました。

けれど、その国の人にとっては、それが普通のことであり、日本人が何をそんなに怒っているのか理解してはもらえません。

今回のホリステック医療センターの対応は、「異国だから」では済まない、その域を超えてひどすぎるものでしたが、当のタイ人たちは、全く自分達が悪いとは思っていません。

 

でも、間違っていることをわからせて、国際的に通用するサービスができるようにならないと、いくら最新の設備や技術を取り入れていても、業績が落ちていくのは止められないと思います。

 

この病院は、先ずオーナーが、そのことをわかっていないし、その娘やマネージャー達もわかってません。

 

なので、そう遠くない将来、この病院は存在していないだろうなと思いました。

実際に、現在トンロー店は、新しいオーナーさんに経営業務の全てが移行したそうです。

ウイチャダーさんが経営する本店と保養所は、スタッフが全員クーデターを起こすような形で辞めてしまい閉店となったそうです。

当時のメンバーでは、アップルちゃんのみが、新しいオーナーさんの元に残ってトンロー店で働いているそうですが、当時のメンバーは誰一人として残っていません。

 

さらに、あの親切だった総支配人のグリットさんは、ウィチャダーさんに騙されて大金を貸したものの戻ってこなくなり、うつ病をになってしまい、病院を去ったそうです。

 

そんなことからトヨは、この出来事を通して、大切な自分の店であるRENEスパでは、何よりもお客様を大切にする心を、スタッフに教えていかなければいけないと実感しました。

ということで・・・

トヨは、1年間の契約期限よりも少し早く、このホリステック医療センターを自ら辞める決意をしたわけなのですが・・・・辞めるだけでは終わらず、辞めてからもオーナーには酷い目に遭わされてしまいました~。(これは次回に少し紹介しますね)

 

toyo
toyo

タイ人と喧嘩しても勝てないというのはこのことか・・・・

と思いましたが、RENEスパから一歩外に出たことで、異国で働くことの厳しさを知ることができ、それはそれで良い勉強になったなと思っています。

以上で、トヨの修行編はおしまいです。

 

次回は、いよいよナコ先生ことナツコと新しい挑戦を始める挑戦編へと移行します。

もう、どろどろとした話はさほど出てこないので、みなさん安心して読んでくださいね。

 

お店に来て下さるお客様の中には、この出来事が、現在進行形だと思われている方もおられ、「大丈夫ですか~。大変な目に遭いましたね」と声をかけていただくことも多いのですが、色々と、皆様にご心配をおかけしたんだな~と、改めてびっくりしております。

ご心配してくださった方に、この場を借りてお礼を申し上げます。

 

お店のご紹介元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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