そこまでする?!最後の最後まで医療センターのオーナーにはひどい目に遭わされました(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語66話)

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さて、前回までの記事ですが、トヨはタイのホリスティック医療センターを辞めたところで話は終わっております。

そして同時期、ナコ先生ことナツコは、「頭蓋仙骨療法」に出会い、頭蓋仙骨療法士のプロフェッショナルになるために日々、努力を重ねておりました。

 

前回までの記事はこちらから

こんな病院辞めてやる!!遂にトヨの堪忍袋の尾も切れました!(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語65話)
前回は、トヨが兼務するホリステック医療センターの、あり得ないブラックすぎる内情をご紹介しました。 前回の記事はこちらから ☟ 今回は、遂にトヨも堪忍袋の尾が切れたという話をしたいと思います。 * 上の写真は、Toyoにとても親切にしてくれた...

今回は、トヨがホリスティック医療センターを辞めた、その後のことから話を始めて行きます。

 

なんと辞める2日前に労働許可証が取り消されていた!!

ホリスティック医療センターを辞めたトヨは、もちろん元々の自分の居場所である「バンコクRENEスパ」で、医療センターで学んだ技術を元に仕切り直しをするつもりでおりました。

なので、早急にビザと労働許可証の切り替えをしないといけなくなりました。

 

それまでトヨは、バンコクRENEスパの方は、3人の理学療法士に営業を任せていたので、自分はホリスティック医療センターの方で労働許可証を取っておりました。

 

そのため労働許可証も、ビジネスビザもバンコクRENEスパで、再度取り直す必要がありました。

 

エージェントに確認したところ、書類を整えるのに少し時間がかかるので、最低でも2週間は申請までに必要だという回答が返って来ました。

 

問題なのは、医療センター側が労働許可証の取り消し申請をすると、その時点でトヨのビザは切れてしまいオーバースティ状態になってしまうということがわかりました。

それで、すぐに労働局に確認してもらったところ・・・・・

なんと!!

 

トヨが、自ら医療センターを辞めると言った2日前に、ホリスティック医療センター側から労働許可証取り消しの申請がなされており、すでにビザは失効しトヨはオーバースティ状態になっていたのです。

 

通常、労働許可証の取り消しは、労働許可証を提出して初めてなされるのですが、トヨはウィチャダーさんに労働許可証を預けておいたら、勝手に取り消されると思い、自分の手元に持っておりました。

ところが、労働許可証の提出なしで取り消されていたのです。

 

なぜ、そんなことができたかといいますと、ウィチャダーさん側は、

1週間無断欠勤をして所在不明になってしまったの

と嘘の申告をしていたのです。

 

取り消し申請がされた時点では、トヨはまだ医療センターで勤務しておりました。

・・・ということは、オップちゃんやギックちゃんが突然辞めさせられた日に、トヨも解雇になっていたということなのです。

 

でも、日本人のお客様が来店されるので、解雇のことはトヨには告げずにそのまま働かせ、日本のお客様が帰られた時点でトヨに解雇通知をするつもりだったのでしょう!!

 

この時ばかりは、涙が出ました。

異国の地でこんな仕打ちを受けるとは思いもよりませんでした。

 

もちろん、労働局に不当解雇ということで訴えることもできました。

そういうことの訴訟を担当している日系の会社もいくつかあったので頼むこともできました。

 

・・・・けれど、自分だけでなく同じタイ人の将来ある若い子達にも、ひどい仕打ちをしてきた医療センターのオーナーのことです。

おそらく、タイムカードも破棄されている可能性が強く、さらにどんな手を使ってくるかわからないし、もうこれ以上傷つくのは嫌だと思いました。

 

異国で働くことが、いかに難しい事かということを思い知らされたことは、1つの勉強だったと思うことにしました。

 

結局、トヨは1週間程オーバースティしたことになり、その分の罰金を支払うことになりました。

なんとも馬鹿らしくて、痛い出費でした。

 

さらに、ビジネスビザに関しては、一旦失効してしまっているので、トヨはすぐに海外に出る必要がありました。

一旦海外に出て、ノービザで再入国し、30日間の滞在許可期間の間に、ビジネスビザの申請をすることになりました。

 

そんなことから、すぐに飛行機のチケットを取り、翌日にはラオスへと旅立ちました。

どうせなら・・・と思い、ラオスもいつものビエンチャンではなく、世界遺産の街「ルアンパバーン」を選びました。

 

とても素敵な街でしたが、とにかく暑つかったのと、医療センターのオーナーへの怒りがなかなか収まらず、まだまだプリプリ状態だったので、全然観光を楽しむことができませんでした。

 

そんなこんなで、最後の最後まで、医療センターでの勤務は最悪な経験ばかりでしたが、この時に学んだ理学療法の数々は、後のRENEスパに大きな影響を与えてくれることとなりました。

 

この医療センターでの経験がなければ、トヨは理学療法というものに触れることもなかっただろうし、整体の技術を得ることもなかったと思います。

 

言葉があまり通じないなりにも、一生懸命に理学療法の施術等を指導してくれた、オップちゃんやギックちゃんのような心優しい理学療法士さんのお陰で、今のトヨは仕事ができていると思っています。

 

なので、いつか・・・彼女達を呼び寄せて、一緒に仕事をしたいな〰というのがトヨの今の夢でもあるのです。

そして・・・、優秀なエージェントのお陰で、約2週間程でビジネスビザも取れ、それから半月程で労働許可証も取得できました。

 

やっと、RENEスパでプロイちゃんや、ポンちゃん、エムちゃん達理学療法士さんと一緒に働ける!!

と喜んでいたのですが・・・・・

 

WEBマーケティングを見直し、お客様のターゲットを日本人にすることに!

トヨが医療センターを辞めた時、元々、その医療センターで働いていたプロイちゃん達3名は、

トヨさん、大丈夫ですか?

ストレスはないですか?

体調はいいですか?

とすごく気遣ってくれました。
というのも・・・・
3人とも、あの医療センターでは散々な目に遭い、ストレスで体調不良になった経験があったからです。
トヨはつたないタイ語で、トヨが受けた仕打ちについて話をしましたが、3人とも別段驚くこともなく

あの人なら、それぐらいは当然やります。

本当に悪人ですから。

と言っておりました。
3人とも、トヨが戻ってきたことを喜んでくれました。
トヨが戻ってきてから、一番最初に取り掛かったのは、マーケティングの強化です。
トヨが、医療センターに行っている間、RENEスパの施術は、ほとんど3人に任せておりました。
その間、トヨは主としてマーケティングを担当し、お客様のターゲットをタイ人から日本人に切り替えて、RENEスパのHPを自分で作り、ブログで宣伝するということを始めておりました。
なので、約1年の間に、お客様の6割が日本人という状態になっておりました。
WEBマーケティングは、始めて挑戦することでしたが、医療センターで日本人向けのWEBマーケティングを担当していた、元サッカー選手のJさんに、色々と指導してもらったおかげで、かなりコツが掴めるようになり、コンテンツには自信が持てるようになっておりました。
その甲斐あり、Googleの検索順位もかなり上位に来るようになりました。
ただ、お店のホームページに関しては、素人のToyoが自分でHP作成アプリを使ってつくったホームページだったのと、その頃Googleがワールドプレスを奨励するということを発表したため、今後はワールドプレスで勝負しないと、今上位にある順位も次第に下がってくるだろうということが予想されました。
そんなことから、お店のHPもワールドプレスへと移行しました。
さらに、2ヶ月前にトヨは今後のことを考えて、高順位をキープしているサブホームページを、ドメインをそのままにして、中身をワールドプレスに移行しようと思ったのです。
お店の公式ホームページを作ってくれたJさんは、元サッカー選手でとてもイケメンであり、性格もとても親切で優しい子です。
なので、トヨはこのJさんには、色んな事を教えていただきお世話になりました。
ところが・・・Jさんは結婚されて日本に帰国してしまいました。
そんな時に現れたのが、現在トヨが色々と相談に乗っていただいているHさんです。
Hさんは、うちのHPを見てお客さんとしてお店に来て下さったのが出会ったきっかけなのですが、出身がトヨと同じ大阪であり、関西弁で気軽に話せることもあって、すぐに仲の良しになりました。
彼がWEBプログラマーということがわかったので、トヨはWEBマーケティングのことを色々と相談するようになりました。
このHさんも、Jさんと同じ位の年齢なのですが、吉沢亮くん似のイケメンくんであり、とても性格の良い子です。
トヨはもうおばさんなので、イケメンだからと言ってときめくことはありませんが、JさんにしてもHさんにしても、どうも自分の息子のように思えてしまい、いつもついつい打ち合わせでも喋りすぎてしまいます。
前の職場でも、若い部下のことが息子や娘のように思えて、指導に熱くなりすぎて失敗したことも多々ありましたが、はやりがんばっている若者を見ると、刺激されて自分もついつい熱くなってしまいます!!

ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、トヨはタイに来ていろいろとひどい目にも遭いましたが、反対に助けてくれる日本人にも、タイ人もたくさん出会いました。

 

また、このJさんや、Hさんの他にも、タイでがんばっている日本人の若者にも出会うことができ、色んな刺激を受けることができました。

そんな若者達のことも、今後このブログでも紹介していきたいなと思っています。

 

ということで、WEBマーケティングの効果というものを知ったトヨは、RENEスパに戻って来てからは、とにかくブログ100記事を目指して「RENEスパ店長のブログ」を書き続けることとなるのです。

 

そして、このWEBマーケティングを始めたことが、お店のスタイルを大きく変えるきっかけとなり、その流れの中で、親友のナツコとタッグを組む話が出てくるのです。

第4ステージは、いよいよ、ナツコとなぜタッグを組むことになったのか?

というお話しがメインになります。

お楽しみにしてくださいね!

 

でも、その前に・・・・

RENEスパにとって、とっても残念な事態が待ち受けていたのです・・・。

お店のご紹介元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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