ホリメスティック医療センターからのお誘いが来たトヨ・・さてさてどうする?(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語55話)

お店のご紹介
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前回は、ナコ先生ことナツコが、本格的に整体&頭蓋仙骨療法の勉強を始めたというお話しでした。

前回の記事はこちらから

第3ステージ始まり 頭蓋仙骨療法士&整体師への道を歩みだしたナツコ(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語54話)
さてさて、元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語の第2ステージは、頭のおかしいスタッフのジジで終了いたしました。 今までの他のスタッフ同様に振り回されましたが、そんな中でも最強ランクのスタッフでした。 ジジちゃんのおかしな行動については...

持前のセンスと日々の努力で、メキメキ整体師&頭蓋仙骨療法士としての腕を上げていたナツコですが・・・・・一方でバンコクのトヨは、散々タイ人スタッフに振り回された挙句、お店を閉めるか続けるかを決断しなければいけない状態になっておりました。

 

今回は、そんなトヨがどう決断したのかをお話ししたいと思います。

ひょんなとこから舞い込んだ新たな道

頭のおかしいスタッフのジジちゃんが辞めてから、受付スタッフのニッさんはまだおじいさんの看病で当分戻って来ることができないという状況であったことから、トヨはおもいきって、1週間店を閉めて、今まで全く取っていなかった休暇を取ることにしました。
その休暇の間、
toyo
toyo
「新しいスタッフを探して、もう一度立て直しをするか」
「経営能力がないとあきらめて、お店を閉めて日本に帰るか」
2つに1つの選択肢について、じっくりと考えることにしました。
けれど・・・・
休暇と言っても、やはり朝起きると脚はお店へと向かっており、開店はしないもののお店には出勤しているような状態でした。
toyo
toyo

休暇を取ってもすることがない・・・・

この1年の間、どっぷりとお店オンリーの生活を続けてきただけに、何をしたらいいのかわからないトヨでした。
そんな時、Rさんから
Rさん
Rさん
ベル君のお母さんの友達の女性が、バンコクで理学整体の病院を経営しているらしい。
その人は、すでにタイで3店舗、オマーンに1店舗、病院を経営しているそうなんだけど、今度新しくトンローに日本人をターゲットとした病院を始めるんだって。
それでベル君が、その人に『知り合いの日本人で、日本式のリンパマッサージをするスパを経営している人がいる』って、トヨさんのことを話をしたら、一度会って施術を受けてみたいと言ってるらしいんだけど、どうする?
という話が舞い込んできました。
ベル君というのは、Rさんのタイのビジネスパートナーであり、黒ガリンガル事業を一緒にやっている30代のタイ人男性になります。
病院を経営している女性実業家・・・・・と聞いただけで、かなり腰が引けてしまったトヨでしたが、このタイミングで、こんな話が来るというのは何か縁があるのかもしれないので、一度会うだけあってみようかな?と思いました。
そして、数日後、その方が経営するプラカノンの本店へ行くことになりました。
そのタイ人女性実業家のお名前は、ウィチャダーさんと言い、年齢は60歳位でした。
病院の名前は
「レインボーアルカヤ」
と言い、
① プラカノンに本店
② ランシット店
③ チャチュンサオ店
の3店舗と
④ アラブのオマーンに1店舗
の計4店舗を経営されている、かなりのやり手の女性実業家でした。
トヨはまだまだタイ語が上手ではないので、ウイチャダーさんとお会いする時は、Rさんとベル君にも一緒に行ってもらいました。
プラカノンのお店は、もともとどこかの国の大使館だった建物をリフォームして使用していたので、ともて風情のある素敵な医療センターでした。
駐車場に止まっているのはベンツやBMWなどの高級車ばかりです。
そして、建物の中に入ると、待合の応接室のソファーに座っているのはアラブの人達だらけです。
ベル君の説明では、アラブのお金持ちがわざわざ治療のためにバンコクまで通っているとのことでした。
チャチュンサオにある病院は、保養所になっていて、長期で治療を受けるアラブ人がたくさん宿泊しているそうです。
そして、スタッフはみなさん白衣を着た女性理学療法士さん達です。
男性の理学療法士さんは、恋愛関係になったりして面倒なので、ひとりも雇っていないそうです。
プラカノン店だけで、理学療法士さんは30名程おり、通訳やマーケティング、事務サイドのスタッフを入れると総勢50名程の大所帯でした。
さらに、他の病院も加えると、全部で120名程の理学療法士さんを雇っているとのことで、かなり本格的に理学療法をやられている病院であることがわかりました。
トヨは、この病院に一歩足を踏み入れただけで、
toyo
toyo

なんか場違いなとんでもないところに来てしまったような・・・

と怖気づいてしまいました。
そして待つこと、そこから1時間・・・・
社長のウイチャダー氏が出勤されました。
とても綺麗な方でした。
大柄で貫禄がありましたが、にこやかな方で、トヨが勝手に想像していた「怖い」といった印象は全くありませんでした。
トヨ達は、かつてはどこかの国の大使の執務室だったと思われる豪華絢爛な部屋に通されました。
そこで、ウイチャダーさんから、この医療センターではどういう治療を行っているのかの説明を受けました。
そして、あらたにトンローの日本人居住区内に新店舗を建設中であり、そこで働いてくれる日本人スタッフを探していると言われました。
最初は、受付通訳だけを考えていたそうですが、トヨの「日本式リンパマッサージ」にとても興味を持ったそうで、一度テクニックを見せてもらって、その技術が素晴らしければ、理学療法士達に指導する先生として来てほしいと言われたのです。
そして、突然・・・・・

今からあなたの技術を見せてほしい

と言われました。
その後すぐに、トヨはマネージャーの理学療法士に施術室に引っ張って行かれ、そこでそのマネージャーにフェイスマッサージをすることになってしまいました。
全く準備が整っていない状況で、いきなりお願いしますと言われても、整体じゃないので化粧も取らないといけないし、マッサージクリームかオイルもいるし・・・・・
ということで、最初から大変な状況での施術となりましたが、なんとか施術を始めた途端に、次から次へと部屋の中にスタッフの理学療法士さん達が見にやってきます。
そして、ウイチャダーさんのお母さんだというおばあさんも、興味津々で見に来られました。
緊張しまくりのデモストレーションとなりましたが、マッサージのモデル役を務めたプーちゃんというマネージャーさんは、大満足で

このマッサージは素晴らしい!!タイにはこんなマッサージはない

と絶賛してくれました。
そして、ウイチャダーさんにも

このジャパニーズスタイルのフェイスマッサージは是非やるべきです。

と報告しておりましたし、一緒に施術のデモストレーションを見学していたウイチャダーさんのお母さんも、「すばらしいテクニックだったわ」と言ってくれておりました。
すると・・・・
ウイチャダーさんは、全然、トヨの施術を見ていないし受けてもいないのに

わかったわ。じゃあやりましょう!!

とトヨの意向も聞かずに勝手に決めてまっているではありませんか?!
この時は、
toyo
toyo

タイのお金持ちの実業家というのは、こんなにワンマンでないと勤まらないのかもしれないな~

位にしか思わなかったのですが、いえいえこのウイチャダーさん、世界は自分が中心に回っているタイプの代表のような人だったのです。
すでにウイチャダーさんは
新しく開店するトンローの病院は、日本人をターゲットにしたいから、最初の1年だけでもスタッフの指導に来てもらえない?
来ていただけるなら、この病院で行っている理学整体のテクニックをあなたに1から指導するので、あなたのスキルアップにもつながるわよ
と、トヨを雇う気満々になっています。
toyo
toyo

もし、そちらで働くことになったら、今のままのビザではダメなので、ウイチャダーさんの会社でビザと労働許可証を取ってもらえるなら考えます。

 

 

と伝えました。

問題ないわ。うちはミャンマー人をたくさん雇っているから、契約しているエージェントに手続きをさせるわ!!

ということで、ビザに関しても問題なさそうでした。
ビザと就労許可証さえ問題なく取ってもらえるなら、タイの病院で医療従事者として働けるなんて最高でした。
Rさんは、
Rさん
Rさん
RENEスパに関しては、トヨさんが掛け持ちでやれるならやってもいいし、新しくタイ人を雇ってやらせてもいいし、どうにでもなるので心配しないで挑戦してみますか?
こんなチャンスは早々ありませんよ!!
と言ってくれています。
その後、RENEの社長のKちゃんに相談したら、
kちゃん(RENE社長)
kちゃん(RENE社長)
1年だけというのなら、非常勤ではできないのかな?
非常勤で出勤の曜日を決めてもらえるなら、RENEと掛け持ちでやれるよね。
色々とスタッフでは問題があったから、慌てて探す必要はないけれど、優秀な子がいたら2名ほどRENEで雇ってもらって、トヨちゃんがその病院に行くときはその子達に任せて、通常はRENEでも施術をしてもらうという形では進められない?
その病院で、RENEの黒ガリガルサプリメントと生体水を販売してもらうって手も見いだせるしね。
ということで、少し厳しい条件付きではありましたが賛成してくれました。
そんなことからトヨは、ウィチャダーさんに
toyo
toyo

もし可能なら、理学療法士さん達にマッサージの指導者として、非常勤で働かせてもらえるのならやります

と条件を出しました。

するとウィチャダーさんは、

もちろん非常勤でもいいわよ。

 

あなたには先生として理学療法士に指導してもらうのと、アラブ人やタイ人のVIPに対しての施術をしてもらおうと考えているので、普段はRENEで働いてもらっても大丈夫よ。そのかわり、それなりの給料しか出せないけれどね。

 

 

 

ということで、意外にもすんなりとこちらの条件を受け入れてくれました。

toyo
toyo

これも何かの導きかもしれないので、掛け持ちは大変だけどやってみるか!!

理学療法の勉強できるし・・・

とほぼ気持ちを固めることになったのですが・・・・・
なんと、運が向いてくると、いろんなことが動きだします。

RENEスパに凄いスタッフがやって来る!!

トヨがウイチャダーさんにお会いして、とても良いお話しをいただいてから数日後、お店にひとりのタイ人女性がやってきました。
ウィチャダーさんを紹介してくれたベル君が、会社事務所の空き部屋を貸してあげている子であり、ベル君からトヨのリンパマッサージの話を聞いて、興味を持って来たとのことでした。
彼女の名前はプロイちゃんといい、年齢は28歳とのことでした。
そして・・・彼女がお店に来てから、いろいろと話を聞いていると・・・・・
なんと職業は理学療法士さんであり、現在はあのウイチャダーさんの秘書をしている子だったのです。
プロイちゃんは、トヨがウィチャダーさんの病院を訪ねた時、ちょうどチャチュンサオの保養所の方に1週間泊まり込んで仕事をしていたためおりませんでした。
そして、次のような話をしだしたのです。
私は、ウィチャダーさんの病院で、理学療法士達を束ねる現場のマネージャーをしていましたが、英語が堪能であることから、1年程前にウイチャダーさんの秘書に抜擢されてました。
お給料も上がり、最初は喜んでいたのですが、彼女の人使いはとても荒く、ほとんど休みがない日が続きました。
それで体調を崩し、辞めたいと申し出たのですがなかなか辞めさせてくれず、とりあえず秘書の職は解かれて、今、チャチュンサオの保養所で住み込みで施術をさせられています。
けれど、ベル君の事務所の空き部屋を借りて彼氏と住んでいるため、保養所でずっと働かされるのは困りますし、秘書にも戻りたくないので、辞めさせてくらないのなら勝手に辞めてやろうと考えています。
それで、次の仕事を探していた時に、ベル君からRENEスパが従業員を探しているという話を聞いたのです。
理学療法士はライセンスさせ持っていれば、どこでも施術を行うことができます。
なので、病院でなくともRENEスパで整体をすることもできますし、日本式のリンパマッサージにとても興味があるので、フェイスや痩身などもすぐにできるようになる自信があります。
先程、トヨ先生のリンパマッサージを受けて、是非とも自分もできるようになりたいと思いました。
私の他にも、雇える理学療法士が数名いますので、先ず、私を雇ってもらうことはできないでしょうか?」
ということで、なんともびっくりぽんな展開になったのです。
この時はまだ、ベル君の紹介とはいえ、プロイちゃんがどんな子なのかわからなかったので、トヨがウイチャダーさんの病院に行くかもしれないという話は一切しませんでした。
ベル君の話では、プロイちゃんはウイチャダーさんの病院にいる理学療法士さん達の中でも1、2番を競うほど腕の良い子だそうです。
またとても利発で仕事を良くする子であるため、ウイチャダーさんは彼女を離したがらず、このままでは絶対に辞めさせないだろうということでした。
なので、彼女としては次の仕事を先に見つけて、ウイチャダーさんには何も告げずに姿をくらますという方法を考えているとのことでした。
Rさんは
Rさん
Rさん
理学整体をスパでやって、どれだけのお客さんを集めれるかわからないので、まずはフェイスも痩身もできるようになってもらって、それから先のことは考えるということで、とりあえず彼女に来てもらいましょう。
もし、彼女に店を任せてやれるようであれば、もう一人スタッフを雇って、受付のニッさんが戻れば3人でRENEスパを任せればいいじゃないですか。
理学療法をRENEでするのであれば、お店の営業ライセンスも美容関係から健康促進事業に変更すれば良いですし、優秀な人さえ来てもらえばなんとでもなりますよ。
トヨさんは、せっかくのチャンスだから、ウイチャダーさんのところで1年間、非常勤で働いて、整体のスキルと経営の勉強をしてみたらどうですか?
という提案をしてくれてたのです。
それは、なかなか良い方法かもしれない。
toyo
toyo

今まで自分がスタッフを指導することばかり考えていたけれど、彼女なら理学整体という武器もあるし、少し教えればフェイスも痩身もできるようになるし、秘書をしている時にマーケティングもしていたらしいので、タイ人の彼女に任せてみるというやり方もありかもしれない。

と思いました。
toyo
toyo

とりあえず、今の段階では、先の見通しが見えないので、ウイチャダーさんのところに行く話は返事を待ってもらい、プロイちゃんの能力を見てみよう

ということになりました。
そして、さっそく翌日から、プロイちゃんが出勤してくることとなったのです。
お店のご紹介元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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