ナツコが頭蓋仙骨療法を行うために定期的にバンコクに来る事になりました!!(元女性コンビがバンコクでスパ経営物語71話)

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ご訪問ありがとうございます。

 

前回は、バンコク リンパマッサージ&理学整体スパRENEの店長トヨに、ナコ先生ことナツコが頭蓋仙骨療法を教えている様子を紹介しました。

 

そして・・・・なかなか技術を取得でいないトヨからナツコに対して・・・・・

とんでもない提案が持ちがったのです。

 

バンコクで頭蓋仙骨療法を広めてみない?

ナツコがバンコクに来てトヨに指導するものの、トヨは一向に頭蓋骨が閉じたり開いたりしている「第一呼吸」というのを掴むことができませんでした。

 

ナツコ(ナコ先生)
ナツコ(ナコ先生)

一年位かかる人もいるから、焦らずにがんばって

・・・・・とトヨを励ますものの、先にスタッフの理学療法士が「私達にはできません〰」とレッスンを放棄してしまっていたこともあり、トヨのテンションもかなり下がっておりました。

 

toyo
toyo

これは1年どころか、3年位かかるかもしれないわ~

 

と思ったトヨは、ある提案を思いつき、ナツコに話したのです。

toyo
toyo

私が頭蓋仙骨療法をできるようになるには、きっと1年以上かかると思うわ~。

 

でも、お客様から「頭蓋仙骨療法」を受けたいという問い合わせが結構あるし、バンコクではどこもやっていないから、ナコがパイオニアになる気はない?

 

 

ナツコ(ナコ先生)
ナツコ(ナコ先生)

えっ〰。

 

それマジで言ってる?

 

 

toyo
toyo

うん。

 

ナコが定期的にバンコクに来て頭蓋仙骨療法をRENEスパでやるなら、私が宣伝してお客様を集客するけど・・・どう?

 

ナコが来てくれたら、私も引き続き指導を受けれるし~

 

ナツコ(ナコ先生)
ナツコ(ナコ先生)

どうって・・・いきなりそんなこと言われても〰。

 

そりゃ、バンコクでやることには魅力を感じるけど、日本の自分のサロンでの施術もあるしなぁ。

 

調整はできるとは思うけど・・・・・

といったやりとりが二人の間で交わされたのですが・・・。

 

もともとチャレンジャーのナツコでしたから、

ナツコ(ナコ先生)
ナツコ(ナコ先生)

やってみよか〰。

 

その代わり集客はしてよ〰

ということになったのです!!

 

ということで、とりあえず次回「特別療法の開催」ということでやってみて、反応がよければ正式に短期ビジネスビザも取得してもらって計画的に進めてうということになったのです。

始めての「特別療法の開催」の反応は?

ということで、2018年の3月に、ナツコの「期間限定特別療法(頭蓋仙骨療法)の開催」をスタートさせることになったのです!!

 

もちろん、トヨはまだまだ頭蓋仙骨療法をマスターできていなかったので、トヨへの指導も兼ねて、約5日間ほど来タイすることになりました。

 

けれど、「頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラル)」を開催しますと宣伝しても、この療法はほとんど一般の方には知られていなかったので、まずはタイで一番大手の「バンコクマダム」というフリー雑誌に宣伝を載せてもらうことになりました。

 

興味があれば、お店に問い合わせていただくとことで、あとはお店のHPやSNSで宣伝することにしました。

 

この宣伝は、ナツコが来タイする半月程前から始めたのですが・・・。

意外にも8名の方から予約が入りました!!

 

この中には、前々から「頭蓋仙骨療法」に関するお問い合わせを受けていたお客様が2名と、トヨが勧めたバンコクRENEスパの常連客の方が2名おりましたが、その他の方は、

 

聞いたこともない名前だけど興味があって予約しました

という新規のお客様達であり、意外な反応に驚きました。

 

そして、いよいよ3月にナツコが再び来タイして、トヨの指導と特別療法を開催することになったのです!!

 

これが、とても好評であり、来ていたお客様から

この特別療法は今後もされるのですか?

 

次はいつですか?

という質問が相次いだことから、「この療法はバンコクでも浸透させることができるかもしれない」という期待を持つことができたのです。

 

ただ、タイではビザや就労許可書がないと働くことはできないので、エージェントに相談したところ、毎回来タイする度に申請しなければいけないしお金もかかりますが、15日間までの短期滞在であれば、トヨとRENEのスタッフに対する指導名目であれば、短期の終了ビザが取れる制度があることがわかりました。

もともとナツコは、RENEスパの日本の関連会社であるレーネジャパンとは、マーケティング&施術指導に関する契約を結んでいるので、レーネジャパンからRENEスパへの派遣という形で、短期ビザを取得することになりました。

 

そんなことから、とりあえずしばらくは、実験的ではありますが不定期に特別療法を開催してみようということになったのです。

 

そして、2回、3回と順調に特別療法を開催することができたのですが、この療法は

フェアリータッチで施術を行うため、ほとんどの方が気持ち良くてすぐに寝てしまうため、施術が終わった時には、どんな施術を受けたのかさっぱりわからない

ということが多かったのです。

 

それでも、ほとんどのお客様が、

何をどうされたのかよくわからない不思議な療法だけど、

とても身体が軽くなり、気分が爽快です

とおっしゃれて、とても喜んでくださいました。

 

ただ、中には

A氏
A氏

ただ60分寝ているだけで3000バーツも取られた

と言い出すお客様もおりましたが・・・

 

ナツコが、日本のお店で施術をした場合

60分 1万円

という金額でご提供してるそうですが、タイでも日本より少しだけ高い

60分 3000バーツ(1万3000円位)

の金額設定で行っておりました。(なにせ、旅費と滞在費をRENEスパでは支払わないといけませんので・・・)

 

タイではタイ価格というのが存在しており、同じ施術でもやはり日本で受けるよりも相場は安くなります。

そのため3000バーツが高いと感じる方もかなり多くおりました。

 

また、頭蓋仙骨療法はすぐに身体の変化が現れる方もおりますが、がっつりと力強いマッサージや整体を想像されている方からすると、

施術中の痛みをがまんしたら、施術後にはとても楽になった

というような大きな変化を感じることができないので、身体が軽く楽になったことは感じているものの、物足りないと思う方もいらっしゃいました。

 

それでも、ものすごくこの療法を気に入ってくださる方も多く、「すごく良い」という方と「よくわからない」という方の2つに分かれることがわかってきました。

 

とにかくまだまだ頭蓋仙骨療法が、どういう療法なのかが一般的に知られていないだけに、その効果の凄さも感覚でしかわかってもらえないため「気持ちがよかったけど、3000バーツは高いよね」と言われることが多く、この療法を広める難しさを実感しました。

 

おそらく、金額設定を半分の1500バーツにすれば、また違う意見が出てくるとは思うのですが、旅費や滞在費、ビザ代等のことを考えると、この金額から下げることはとてもできない状態でした。

 

そんなことから、新規で来てくださった中で二人か三人位がリピーターさんになってくださるような状況であり、始めの頃は10名未満のお客様しか集客できない状況でした。

 

けれど・・・

それでも止めずに続けることは凄い事です。

 

5回目を過ぎた辺りから、5日間で15名位のお客様が集客できるようになり、2020年の1月に開催した時は、5日間で20名を超えるお客様が施術を受けてくださいました。

それも、ほとんどがリピータさんです。

 

ということで、その後は、

ナコ先生は次はいつ来タイに来られるの?

という問い合わせが多くなりました。

 

先日もタイの南部に住む方から、

どうしても頭蓋仙骨療法を受けたいので、先生が来られる日が決まったらすぐに教えてください。飛行機のチケットを買いますので

という連絡が来ました。

 

シラチャの方から毎回通ってくださるお客様もおられますし、続けて受けていただいている方は体調の良さが持続されているようで、ありがたい声もたくさんいただいております。

 

そんなことから、COVID-19によるパンデミックになる前は、2ヶ月に1度位のペースで、ナツコがタイに来て「頭蓋仙骨療法」の特別療法を開催するようになっていたのです。

 

とにかく出不精のトヨにしたら、

トヨ
トヨ

よく2ヶ月に1回のペースで飛行に乗ってタイまで来れるな〰

と、そのバイタリティーに感心しておりましたが、本当にナツコはエネルギッシュな人です。

 

ということでここまでのお話が・・・

トヨがナツコに手伝ってもらいながらバンコクでスパを経営するようになり、

紆余曲折の末、ナツコの頭蓋仙骨療法を開催することができるようになる

までのお話しの全てです。

 

そんな、ナツコの頭蓋仙骨療法も、長い長いパンデミックにより、2年半以上ご提供できない状況でしたが、2022年夏ころからは、ご提供できるのではないかと考えております。

 

また、ナツコがタイに来るようになり、トヨと二人で奮闘し始めた際には、このブログを再開したいと思いますが、とりあえず一旦、二人の奮闘記は終了したいと思います。

 

本当に、長いことこの物語にお付き合いくださいましてありがとうございます。

 

お店のご紹介元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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