さて前回は、お店に素敵なお客さん達が来てくれるようになったお話をしました。
そして、さらにさらに!!
トヨには、タイでの可愛い家族ができました。
ぽめちわのさくらちゃんが、トヨの元にやって来てくれました。
今回は、そんなさくらちゃんとの出会いをご紹介したいと思います。
元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語の目次はこちら>>
サクラちゃんがやって来た!!
上の写真が、RENE店長トヨの娘となったサクラちゃんです。
チワワと思って買ったのですが、どんどん体はチワワの大きさを通りこしてポメラニアンの大きさにまでなってしまいました。
それで、病院の先生に聞いたら、「チワワとポメラニアンのミックス犬だろう」ということでした。
どうりで顔がチワワっぽくありません。
さて、サクラちゃんが、トヨのところに家族として来ることになったきっかけは、前回のお話しに登場している、お客さんのユイちゃんが飼っている犬のルーフィーでした。
前回もお写真を載せましたが、ルーフィーはシーズ犬です。
可愛いでしょ!!
まだ7ヶ月の子で、モフモフしてて、とてもお利口さんな子です。
トヨも、Rさんも、超犬好きで、Rさんは日本にいる時は、ずっと犬を飼っていたそうで、このルーフィーと会ってから、ずっと
かわゆいな~。たまんないな~
犬飼いたいな〰
と言い出しておりました。
ルーフィーは、チャトウチャックという、ウィークエンドだけやっているバンコク最大のマーケットで買ったそうです。
ユイちゃんが言うには
このマーケットで買った犬は、だいたい2週間位で死にます。
ルーフィーも買ってきてすぐに死にかけたけど、なんとか持ち直しました。
お医者さんは、とてもめずらしいとびっくりしていました。
と・・・なんとも恐ろしいこと言います。
犬は、確かに飼いたいけど、買ってきてすぐに死なれるのは嫌です。
死ぬ確立の方が高いってどうなの〰?って思いますよね。
でもこの時、トヨはあまり深く考えずにYUIちゃんに
私も犬飼いたいな〰
と言ってしまったのです。
日本語のわかるユイちゃんです。
トヨさんは、今何もすることがないでしょ?
お店は、ヌッチちゃんに任せておいて、今週末にチャトウチャックに一緒に行きましょう!!
と、サポイちゃんと二人で、マーケット行を計画しちゃったのです。
この話をRさんにしたら・・・
犬好きのRさんは、
俺も行く
ということになり、即行決まってしまいました。
トヨもRさんも
見るだけね。
飼わないよ
と、自分達の心に言い聞かせながら、マーケットへと行ったのですが、そこで見る子見る子が、どの子も可愛くて!!
でも・・・・
家族に迎え入れようと思う子にはなかなか出会わず・・・
やはり、犬を飼うのは止めておきましょう。
いつまでタイに居るかもわからないし。
と、帰ろうとしたときです。
あるお店の前の台に、10匹くらいの子犬を陳列用として遊ばせていたのですが、その台の隅の方にちょこんと座って、頭にリボンをつけてもらい、おめめウルウルとうるませた子が座っていたのです。
周りの子が、犬同士でじゃれあって元気に遊んでいる中で、その子だけが、ほんとうにちょこんと、座っていたのですが、それを見たRさんが
何この子、めっちゃ可愛っいい〰じゃん!!
この子、最高に可愛いよ。
こんなに可愛い子、なかなかいないよ~
と一目惚れしちゃったのです。
トヨも、Rさんと同時くらいに、その子に目がいっており、
あっ、この子だ🤩
と、特別な出会いの瞬間を感じていたのです。
私も今、この子凄く可愛いじゃん!と思ってました!!
と言うことで、すぐにお店の人に値段を聞いたところ
5000バーツ(日本円で1万7000円位)
でした。
さらに、値切って4000バーツにしてもらい、出会った瞬間からほんの数秒で、サクラはトヨの家族になったのです。
まぁ、血統書はないとしても、日本でポメチワを買うなると、一桁違ってきますよね〰!!
因みに、タイでは犬やネコの殺処分は禁止されておりますので、野良犬だから、野良猫だからといって保健所に連れていかれて処分されることはありません。
日本と違い、処分に困った犬やネコを持ち込む場所はお寺になります。
なので、どこのお寺にも必ず犬やネコがいますよ〰。
よく、犬やネコの注射代や食糧費の募金活動を駅などでやっているのを見かけます。
募金を募ってお寺に寄付するそうです。
トヨも何回か野良犬、野良猫ちゃんのために募金をしたことがあります。
また、野良犬や野良猫も、地域の住民が餌をあげるので、ガリガリにやせ細って悲壮な野良ちゃんんは見たことがありません。
タイでは、まだ狂犬病があるので、うかつに犬やネコに手は出せませんが、ほとんどの野良犬や野良猫は、飼い犬・猫以上に人懐っこくて可愛い子が多いです。
飼い犬は、愛玩犬以外は番犬で飼われるので、気が荒い子が多いですが、野良ちゃん達は、餌を貰うため、人間に媚びることを覚えており、そのためとても愛想が良くて愛らしいです。
さらに、タイの動物病院も、とても安い治療費で診察をしてくれます。
犬やネコを飼うのには、とても飼いやすい国だといえます。
ただ・・・、散歩をさせれる場所が少ないため、思いっきり走らせてあげるには、ドックラン等に連れて行く必要があります。
みんなが日本の名前がいいというので、「桜ちゃん」に決定しました
少し、話が逸れてしまいましたが、こんな流れでサクラちゃんが、RENEの看板犬としてお店にやってきてくれたのです。
さて、名前をどうしよう!! ということになり、さんざんみんなで名前を出し合いましたが、最終的に、みんな「日本の名前がいい」と言うので、トヨが一番好きな花である桜に決定しました。
そして、サクラを入れるカバンも買いました
サクラのベッドも買いました。
お店では、ルーフィーとご対面です。
この間まで、赤ちゃん扱いされてたルーフィーが、少し大人びて見えました。
サクラの方が好奇心旺盛で、ルーフィーを追いかけ回していました。
サクラは、トヨのアパートとRさんのコンドミニアムで、交互に飼う事になりました。
トヨが、朝からタイ語学校がある日はRさんがサクラを預かり、それ以外はトヨが預かるという形になりました。
そして、サクラは、毎日トヨとRさんといっしょにお店に出勤してきました。
Rさんは、外回りの仕事に出る前に、サクラをお店の入り口に座らせてタバコを吸うのが日課になりました。
すると、すぐ近くに大学があるため、お店の前を通る女子大生が、みんな黄色い声を発して、立ち止まってサクラにご挨拶してくれるようになりました。
とにかく小ちゃいサクラ!
・・ということで、今回は親バカなToyoの記事でした。
お付き合いありがとうございます。
次回からは・・・
穏やかな時間はつかの間で、再びトラブル続出となります!!
・・・といっても、トヨがタイに来てから、まだ2ヶ月余り・・・・
この後は、サクラの成長とともに、お店もトヨも成長していくはず・・・そう、はずだったのですが!!
まだまだ、想像を絶するトラブルがたくさん待ち受けていたのです。
元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語の目次はこちら>>