こんにちは。「美と健康」をテーマとした「リンパマッサージ&理学整体」スパ、バンコクRENEの店長Toyo です。
バンコクRENEのスタッフはタイの国家資格を持つ理学療法士さん達です。
彼女達は、前勤務地は理学整体(オフィスシンドローム専門)を中心とした世界最先端のホリスティック医療を行う医療センターで勤務しておりました。
そのため理学療法の中の1つである「遠赤外線療法」の効果の素晴らしさが良く分かっており、以前から「お店のメニューの中に遠赤外線療法を取り入れたい」と提案してくれていました。
そんなことから、当店では全てのメニューに遠赤外線療法として、彼女達が理学療法用の治療器として探してきた「遠赤外線温熱パット」を使用しています。
この治療器には、遠赤外線を大量に発生させる溶岩石が使用されています。
このパットを治療部位に当てたり、痩せたい部位に当てたり、あるいはこのパットを使用してマッサージしたりさせていただいております。
この遠赤外線療法を、痩身や整体、その他のメニューに併用することで、より効果の高い施術が可能となりましたが、そもそも「遠赤外線って何なのか?」あまり知られていないですよね。
そこで今回は、
遠赤外線療法って何なのか?
遠赤外線療法を併用することの効果
についてまとめてみました。
遠赤外線って何?
日本では、冬になると電化製品店に並ぶ「遠赤外線を出すセラミック暖房器具」ですが、なぜ遠赤外線がストーブ等の暖房製品に使用されているのでしょうか?
遠赤外線ってそもそも何?
って思われている方も多いと思いますので、先ずは遠赤外線についてご説明したいと思います。
遠赤外線は、下の図のように、赤外線の一種になり、赤外線の中でも一番長い波長を持っています。
なので、「遠い」という文字が頭につくのですよね〰
光をプリズムガラスに当てると、7色の光が見えるのは皆さんご存知だと思います。
紫が一番波長が短く、赤が一番波長が長い
のですが、
紫色より波長が短いのを紫外線、
赤色より波長が長いのを赤外線
と言うんです。
遠赤外線はこれらの紫外線や可視光線と一緒で電磁波の一種になりますが、実は、
遠赤外線が発生する波長(周波数)と、人の分子の振動(格子振動)波長は一致します。
さらに光に比べて、
*人の分子を活性化させ(エネルギー分子の運動が活発になるため細胞の活動も活発になります)
*体感温度を上げます。
よく遠赤外線は体の奥から体を温めるというような表現をされている記事を見ますが、これは誤りです。
というのも、遠赤外線は皮膚の2㎛(マイクロメートル)の深さにしか届きません。
それは、遠赤外線が水を通りにくいという性質があるため、身体のほとんどが水分でできている私達人間の身体は、遠赤外線が皮膚の表面に吸収されるため、内部から温めるということはありません。
けれど・・・遠赤外線療法を受けられた方は、身体が深部までポカポカ温まることを感じられると思います。
それは、
皮膚の表面から熱伝導により内部へ熱が伝わり、体内の深部まで熱源が到達すると、分子同士が摩擦を起こすためポカポカと身体の深部で温まるという現象が起こる
からなのです。
そのため、全身の血行が良くなり、代謝を通常の3倍にまで引き上げると言われております。
遠赤外線のダイエット効果がうたわれるのはそのためなんですよ。
全ての物質は遠赤外線を発している。もちろん人間も!!
この遠赤外線ですが、地球上にあるすべての物質は遠赤外線を発生しているんです。
そう、私達の身体からも微量の遠赤外線が発生しています。
木炭(炭素)やセラミックは、遠赤外線の発生量が特に多いと言われていて、肌着や寝具、暖房器具、調理器具などに広く応用されています。
冬になるとセラミックの暖房器具等が沢山店頭に並ぶ理由はこういうことなんです。
また、溶岩石も大量に遠赤外線を発生することから、溶岩石を砕いて繊維に織り込んだ肌着なども冬場には大人気商品となっています。
この遠赤外線肌着は、測定器でも確かに肌を温めているという結果が出ているようです。
また、遠赤外線の性質としては、遠赤外線を発生している物質を加熱させることでその発生量が著しく増えます。
なので、木炭やセラミックを熱すると強烈な遠赤外線が発生します。
その特性を利用したのがバンコクRENEで使用している遠赤外線パットであり、溶岩石を織り込んだ特殊繊維と温熱版に貼り付けた多数の溶岩石を発熱させることで大量の遠赤外線を発生させています。)
また、木炭も常温よりお風呂に入れて温めた時の方が発生量が増えることから、入浴用の木炭なども発売されています。
この、物質の温度によって、発生する電磁波(遠赤外線)の量と波長が変化する法則を「プランクの法則」といいます。
遠赤外線の効能
身体を温めてくれるすぐれた電磁波が遠赤外線。
この遠赤外線には、どのような効能があるのでしょうか?
次は、遠赤外線の効能についてご紹介したいと思います。
遠赤外線の効能としては、
1 皮脂腺から汗をだすことができる
2 血流がよくなり新陳代謝アップの効果がある
3 体の柔軟性がアップされる
4 ダイエット効果がある
等が挙げられます。
では、順番にご紹介していますね。
1 皮脂腺から汗を出すことができる
私達が、暑さや運動をした時にかく汗は、体温調整のために出る汗であり、「汗腺」から出ています。
しかし、遠赤外線は体の深部を温めることができるので、普段かく汗とは違う「皮脂腺」から汗が出ます。
皮脂腺から汗を出すことで、体内の老廃物や毒素(水銀、カドミウム、ヒ素、ダイオキシン等)、コレステロール等を排出する 効果があると言われています。
皮脂腺とは、
* 皮膚を弱酸性に保ち、潤いを保つモイスチャーの働きをしており、
* さらに体内に長年かけて蓄積された「有害物質」「老廃物」を排出する
働きをしています。
2 血流が良くなり新陳代謝が活発になる
遠赤外線は体温を上げるため、血行促進効果を得られることから、身体の隅々まで酸素や栄養素が行き届き、新陳代謝が活発になるとともに免疫力が強くなる効果があります。
通常体温が1℃下がると白血球の動きが30%下がるため、免疫力も比例して下がります。
逆に体温が1℃上がれば免疫力は5~6倍にもなると言われているのです。
さらに、遠赤外線を利用した温熱療法(ドームサウナや岩盤浴、遠赤外線パットの使用等)は、別の施術(整体やリンパマッサージ等)の効果を高めるとも言われています。
3 体の柔軟性がアップする
体内温度が上がるので、血行や代謝が良くなり、筋肉や脂肪、腱が柔らかくなります。
例えば、同じ肉でも硬い肉より柔らかい肉の方が味は染み込みやすいですよね。
これと同じように、柔らかい筋肉の方が痩身等の施術をした際に、身体の奥まで効果が行き届き、痩せやすくなります。
そのため、施術の下準備として遠赤外線ドーム等を利用して体を芯から温めることで、身体の柔軟性をアップしていく効果があります。
4 ダイエット効果がある(基礎代謝アップ)
遠赤外線ドームに入り横になるだけで有酸素運動をした時と同じ効果があると言われています。
その際の消費カロリーは、
1回の使用で290~580キロカロリー
だと言われているので、1食分の食事をしたときと同じ位のカロリーを消費することになるのです。
身体が温まることで血行が良くなり、代謝が上がり脂肪をより燃焼するようになります。
その他の効能として・・・
以上が一般的に言われている遠赤外線の効能ですが、中には「遠赤外線は癌にも効く」と説明されている医療関係者の方もおられます。
これはあくまでも参考にしていただきたいのですが、なぜ癌に効くかについて次のように説明されています。
癌細胞が熱に弱い細胞であるから
① 熱を与えると癌細胞が栄養不足になる
② 癌細胞は41℃以上になると、それまで上昇していた酸素濃度が下がり始める。血液の中に十分な酸素がなければ癌細胞といえども力を失っていく。
③ 遠赤外線の温熱で体の中から温まると、身体の中の免疫細胞が活性化し、自然治癒力が増し癌細胞を攻撃するようになる
という理由からだそうです。
バンコクRENEスパの遠赤外線療法の効果とは?
そして、いくらダイエットにがんばってもなかなか痩せない!!という方は、ひょっとしたら「カラダが冷える」ことによる「冷え太り」かもしれませんよ!!
そんな冷え太りにも遠赤外線療法はとっても効果があるんですよ
バンコクRENEスパでは、全てのメニューに遠赤外線療法を取り入れております。
遠赤外線療法と、リンパマッサージの組み合わせは、最高のデトックス効果が望めるのでとてもお薦めです!!
普段は、あまりかくことのない皮脂腺から汗をかいて、心も体もデトックスしませんか?
また、上記で説明したように、遠赤外線療法にはダイエット効果や体を和ら格する効果も期待できますので、痩身や理学整体と併用して受けていただくことで、さらに高い効果が期待できると考えております。
バンコRENEスパの代表的なメニューの案内はこちらから