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RENE JAPAN BEAUTY & HEALTH (通称 バンコク リンパマッサージ&理学整体スパRENE)の店長トヨです。
私は、前回お話した通り、寝ても覚めても疲れが取れず~の状態が腸に問題があると考え、おそらくリーキーガットになっているだろうと思われることから、腸を改善していくために、腸のお勉強をするとともに、1週間ごとに計画を立てて腸活を実施していくことにしました。
第一週目は、
① 毎朝レモン水を飲む
② 糖質を控える
の2つに絞り、改善計画を実施しました。
その結果については、下のブログでご紹介しておりますが、なかなか好調なすべり出しで、すでに身体に変化を感じることができました。
そして、リーキーガット改善計画(腸活)今後の予定としては、
① 16時間空腹時間を作る(間欠的ファスティング)
② グルテンフリーに取り組む
③ 乳製品を摂るのをやめる
という3つのことを始めることにしました。
ということで、第2週目は、上の3つのうち ① 16時間何も食べない時間を作る(間欠的ファスティング)について実施していく予定なので、今回は間欠的ファスティングについてお話していきたいと思います。
間欠的ファスティングって何?
間欠的ファスティングというのは、1日を「食べる時間」と「食べない時間」に分けて、一般に食べる時間を8時間以下にする食事方法です。
この間欠的ファスティングの目的は「代謝のスイッチを変換する」ということです。
・・・・???
代謝のスイッチを変換するとはどういうこと???
代謝のスイッチを変換するというのは、
糖質中心の栄養のスイッチが入っている状態を脂肪中心の栄養のスイッチに変える
ということです。
言い換えると、
脂肪と蓄えるスイッチ → 脂肪を燃やすスイッチ
に変えるというこであり、太る状態の身体から痩せる状態の身体に変えていくことができるため、ダイエットの方法として、話題になっている食事方法になります。
例えば、
お昼を食べないとフラフラになるんです~
食事の後に必ずデザートを食べたくなるんです~
なんていう人は、ブドウ糖のスイッチしか押せていなくて、脂肪を燃やすためのスイッチがほとんどONに入っていない状態だと言えます。
極端な話なのですが、災害などが起きた時、糖質を摂らないと倒れてしまうような身体ではなく、食べなくても大丈夫な身体にしておくことは生きていく上で非常に大切です。
この食べなくても大丈夫という状態が、脂肪スイッチが入った状態になります。
あまり良くわからないのですが??
という方が多いと思いますので、もう少し詳しく説明しますね。
人間の身体には糖分が必要ですよね。
けれど、実は、糖分を摂らなくても脂肪から糖分を作ることができるんです。
このことは、一般的にはあまり知られていないですよね。
糖質制限などをされている方は知っておられると思うのですが、
人間の身体は、必要最低限のブドウ糖を、グリセロールや一部脂肪酸から体が作り出す機能を持ち合わせている
のです。
さらに、脂肪酸からはケトンという物質がエネルギー体として作り出されますので、ブドウ糖を摂らなくても活動するエネルギーを自分で作り出せるのです。
ということで、この間欠的ファスティングは、自分でエネルギーやブドウ糖を作り出すことができる身体に作り変えていくための食事方法になります。
間欠的ファスティングのメリットは?
間接的ファスティングをすることによって得られるメリットは次の3つです。
① 身体が本来の自然なあり方であるファットバーニングのシステムに戻るのを促進する
② インスリン抵抗性を改善する(インスリンに対する感受性が鋭くなる)
③ レプチン抵抗性を改善する(自分がどれくらい満腹かという感覚に対して敏感になる)
では、この3つのメリットについて、順番に説明していきますね。
身体が本来の自然なあり方であるファットバーニングのシステムに戻るのを促進する
ファットバーニングって聞いたことありますか?
ファットバーニングこそが、人間の本来のエネルギーシステムだと言われています。
現代人のほとんどの人が、今「シュガーバーニング」の状態になっていると言われています。
シュガーバーニングとは、糖をエネルギー源とする代謝方法のことです。
このシュガーバーニングのマイナス点は、糖をエネルギーにするため、エネルギー不足に陥りやすいということです。
というのは、体内で蓄積される糖分には限りがあるんです。
人間の身体には糖質と脂質のエネルギーを貯蔵するための2つの燃料タンクがあります。
糖質の貯蔵タンクは、1500~2000キロカロリー
であり、少しでも運動すれば数百カロリーを消費していまいます。
反対に
脂肪の貯蔵タンクは、4万キロカロリー
もあり、なんと糖質の貯蔵タンクの20倍になるため、糖質と脂質ではエネルギーの継続が全く違うことになります。
この脂肪をエネルギー源とする代謝のことをファットバーニングと言います。
ファットバーニングの身体になると、体内に豊富に蓄えられている脂肪を使うため、エネルギー切れを起こすことありません。
身体に無理がないので、もともと備えているパフォーマンスが自然に発揮できるようになり、脳にとってもベストな状態に戻れるのです。
インスリン抵抗性を改善する(インスリンに対する感受性が鋭くなる)
間欠的ファスティングの2つ目のメリットは、インスリン抵抗性を改善する(インスリンに対する感受性を鋭くする)ということです。
これもまた、難しくて何を言っているのかわからないですよね~。
人間の身体は、糖質が体に入ってくるとインスリンというトラックが出動して、糖質(厳密に言うと糖質が分解されたグルコース)を体中の細胞に運びます。
先ほど説明したシュガーバーニングの身体になっていると、身体が糖質を良くするので常に糖を摂り続け、インスリンのトラックが出動し続ける・・つまりインシュリンが出続けるという状態になります。
そうなると体内の細胞は糖質過多の状態になり、トラックが糖質を受け取ることを拒否するようになるのです。この状態のことをインスリンに対する感受性が鈍くなるといいます。
細胞が糖質を受け取らなくなるとどうなるか?・・・・といいますと、糖質が体中にあふれる状態になってしまい、AGE(糖化)による炎症が起きたり、肥満になったり、糖尿病を招いたりすることになるのです。
それが・・・16時間の断食をする間接的ファスティングをすれば、その間は糖質をはじめ栄養が体内に入らないので、インスリンのトラックは出動しなくなります。トラックの出動数が減れば、細胞もまた元気を取り戻して働けるようになり、反対に糖質(グルコース)が来るのを今か今かと待ち受けるようになるのです。
この状態のことをインスリンに対する感受性が鋭くなると言います。
そして、血糖値も適正になり、糖質が多すぎることによって引き起こされる様々な弊害がなくなるのです。
レプチン抵抗性を改善する(自分がどれくらい満腹かという感覚に対して敏感になる)
間接的ファスティングのメリットの3つ目はレプチン抵抗性を改善することができるということです。
食事を摂ると得られる満腹感というのは、実は、脂肪細胞から分泌されるレプチンによりもたらされます。
レプチンは身体に「満腹です」「もう食べるのをやめなさい」という指令を出すホルモンであり、私たちの身体が食べ過ぎになるのを抑制してくれるのですが、糖質が多くなりすぎると、レプチンの働きが抑えられるため、満腹になったことがわからなくなってしまうのです。
そのためレプチンの働きが抑えらてしまうと、本当はお腹いっぱいになているのにもかかわらず、だらだらと食べ続ける状態に陥ってしまうのです。
16時間糖質を体内に入れない間接的ファスティングをすると、レプチンの分泌が阻害されないため、レプチンのおかげで満腹になったことがはっきりと認識できるので、むやみに食べ続けてしまうライフスタイルから抜け出すことができるのです。
リーキーガット改善計画(腸活)2週目に間欠的ファスティングをやってみた結果はいかに?
ということで、間欠的ファスティングがとてもメリットがある食事方法だということがわかっていただけたと思うのですが、実際に16時間何も食べない状態にするのは、一般的にはきついですよね。
なので、少しづつ間欠的ファスティングにもっていくやり方などもあるので、今後ご紹介していきたいと思うのですが、私の場合はどうだったかといいますと・・・・
実は、私は今までも仕事の関係から、きちんと朝昼晩と食べれる状況にはないため、朝は基本食べず、昼と夜だけという食生活を送ってきました。
昼も、お客様の施術の関係で決まった時間に食べることができないため、バナナ1本で済ませたり、アーモンドを食べたりで済ますことも多く、夕食にしっかりとガッツリ食べるという状態でした。
もともと、そんな食生活だったため、体重の増減は警察を辞めてすぐに10㎏太るという恐ろしい経験を経たものの、概ね1年で元の体重に戻し、この5年間ほどは体重の増減はほとんどなく、ベスト体重を保っている状態でした。
なので、間欠的ファスティングは、いとも簡単に取り入れることができ、先週は仕事が非常に忙しかったこともあり、16時間以上食べない日も2日間ほどありました。
その結果、体に現れた変化というのは・・・改善計画1週間目から実施している朝のレモン水と糖質を控えることをしっかりと続けている甲斐もあり、腹部サイズが3㎝ほど減りました~!!
特に、ポッコリと出てき始めていた下腹が凹み、制服のズボンが緩くなってしまいました。
とても、とても良い感じですよ~!!
改善計画2週目には、この間欠的ファスティングを加えたので、今まで、お腹を触るととても痛かったのが、痛みがほとんどなくなりました。
びっくりなのが、おならが全く出なくなったことです。
お通じは、毎日ある状態ですが、日によっては量が少なかったり便の状態が柔らかかったりするので、まだベストな状態ではなく、リーキーガットも完全には治っていない気がします。
ただ、大好きなお酒がなかなか止めらず、まだ、週3回は缶ビール1本を飲むことにしています。
これも、徐々にやめる方向に持っていけたらなと思います。
とうことで、次回は第3週目の加えることとして、グルテンフリーについてご紹介したいと思います。
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