タイ、バンコクで「美と健康」をテーマにした、小さなエステサロン&整体院(通称RNEEスパ)は、とても小さなお店だけれど、徹底して美と健康にこだわるスパとして、現地採用のOLさんや、駐在妻さん、そして女性駐在員さんなどから可愛がっていただいているお店になりますが、RENEスパの美メニューの代表はリンパマッサージと理学整体がコラボした「小顔&リフトアップ効果のあるVシェイプマッサージ」です。
小さいながらもスタッフはタイの国家資格を持つ理学療法士さん達であるため、整体以外のメニューでも、とてもクオリティーの高い施術を行っておりますが、技術以外ももう1つとても自慢できるものがあります。
それが、フェイスマッサージのお仕上げに使う「植物生体水」です。
植物生体水は、植物の細胞の中から日本の特殊技術により抽出した細胞内の生体水になるのですが、日本の化粧品会社であるRENE JAPANが開発した化粧水の「黒ガリン生体水」と「ダマスクローズ生体水」は、100%が生体成分であり、外からは一切何も足していない化粧水になります。
100%ってことは、1~2週間位冷蔵保存しないと腐るでしょ?と思われるかもしれませんが、植物生体水は、製造過程でバクテリアの餌となる不純物が一切含まれていないため、熱や紫外線を加えない限り、ほぼ半永久的に腐らないのです。
なので、もちろん防腐剤も入っておりません!!
この生体水をベースとして製造された化粧水は、日本にも何社かあるのですが、100%生体水だけでできた化粧水はRENEのものだけなんです。
そして、なんとその生体水化粧水を使ったお手入れをご提供しているサロンは、バンコクのRENEスパだけです。
RENEスパは、RENE製の生体水を使用したお手入れをするスパということで、名前も「RENE JAPAN BEAUTY & HEALTH」と命名させていただいたほど、この植物生体水に惚れ込んでおります。
もともと「RENE(レーネ)」というのは、フランス語の再生を意味するRENE(レネ)の造語になるのですが、このRENEの植物生体水を使用して、多くの方のお肌を再生したいと願い、さらに多くの人の美と健康を再生することを目的として、リンパマッサージや理学整体を提供することをコンセプトとしています。
なので、RENEの植物生体水化粧水は、RENEスパの顔であり、宝物でもあるのです。
そんな植物生体水について、数回に亘り、その効能等についてご紹介しておりますが、今回は生体水の効能の中でも突出した特徴の1つとされる「表面張力の低いため驚異の浸透力と保湿力がある」ということについてご紹介していきたいと思います。
1 表面張力って何?
「表面張力」って、昔学校で習った記憶があるけれど・・・
という人が多いのではないかと思いますが、「表面張力」を言葉で説明すると、これがなかなか難しくなってしまうのですよね~
一言でいいますと、「表面張力とは、液体が表面をできるだけ縮めようとする性質のこと(水の結合力のことをいいます)」
・・・・難しくて全然わからないですよね~
ここからは、科学のお勉強みたいになってしまうのですが、少しおつきあいくださいね。
液体の分子というのは、お互いに非常に仲が良いそうです。
そのため、お互いに引き合って集まろうとする性質があります。
すぐに群れを作りたがる人間とどこか似ていますよね。
上の図は、青い丸が液体の分子で、赤い矢印線が、お互いに四方八方へと引っ張られています。
けれど、多くの仲間の分子に囲まれていると、お互いにこうして引っ張り合いっこしてしまうため、非常に不安定な状態になってしまうのです。
次に左のイラストは、液体のスクラムの表面と内部を表しています。
液体の内部にいる分子は、図のように周りから四方八方に同じ力で引っ張られています。
表面近く、つまり空気に接する位置にいる分子は、液体に触れていない部分だけ、液体分子の影響を受けていないため、「液体分子とスクラムを組みたいよ~」と言って、内側に潜り込もうとしてくるのです。
そうです、仲良くして〰っと言って、どんどん内側に潜り込んでくるんです。
するとどうなるかといいますと・・・
表面の分子の数が減りますよね~
そうなると、できるだけ表面を縮めよう(表面積を減らそう)として球形になるのです。
この球形、よく目にしますよね~!!
つまり液体が丸くなるのは、最も表面性が小さい形だからなのです。
そして、この丸くなる力が強いことを「表面張力が高い」と言います。
科学の時間に習ったのを思い出してきた~
そこで、化粧水の表面張力についても考えてみましょう~
化粧水は液体なので、もちろん表面張力が働くわけです。
化粧水を肌につけるということは、つまり液体の内側が仲の悪い分子と接して、片側から引っ張られてエネルギーの高い不安定な状態になってしまうことなんです。
なので、化粧水はこの不安定な状態をできるだけ解消しようとして液体になります。
2 表面張力の高い化粧水はどうやって肌に浸透させるの?
では、表面張力の高い化粧水は、どうやってその成分を肌の内側に浸透させているのでしょうか?
分子の活動が活発になれば、表面張力が低くなることから、界面の活性をよくする物質を化粧水に加えれば、分子が活発になり、表面張力が低くなります。
そのため、今流の化粧水は、その性質を活かして、合成界面活性剤(乳化剤)の力を利用して、無理矢理肌のバリアゾーンを破って肌に導入させるというシステムを取っているのです。
しかしこの方法は、同時にパラベンや化学物質など、お肌に負担をかける成分をも導入してしまいます。
多くの成分を肌内部に導入させることで、肌に水膨れを起こさせ、それを合成ポリマーや油分で蓋をします。
それにより、肌が膨らみ弾力が出るため、一時的にお肌が潤っていると錯覚させるのです。
肌にす~っと馴染む感じがして潤うように感じてしまうのは、この化学成分のお陰なのです!!
ところが、化学成分を継続的に取り込んでいるとどうなるのでしょうか?
次第に肌を傷つけ、シミ、そばかす、シワなどの原因になり、様々なトラブルを招くことになってしまいます。
皮膚の再生機能を無視した合成界面活性剤や、その他、肌に元来存在しない化学物質を利用した化粧水を長く利用し続けると、やがて皮膚の生理機能は完全に狂ってしまうことになるんです。