身体を温めることで免疫力がアップされる
RENEスパでは、「身体を温めることで免疫力がアップされる」という話を、サロンに来られたお客様に力説しておりますが、
それは・・・・・・
「職場のクーラーが効きすぎていて冷えで悩まされています」
「室内がの温度差が激しくて、身体がついていけず自律神経が不安定になっちゃいました」
等「体の冷え」で悩まされているお客さんがかなりいるからです。
暑い国タイで、「体が冷える」というのは、とても意外ですが、タイの人はとにかくクーラーが大好きです。
お店に行っても、タクシーの中でも、たいてい18~21℃設定になっていて、最初は「あ~涼しい」でいいのですが、5分もすれば震える位寒くなります。
タイ人の人はなんで、あんなに寒い中にずっといれるのか不思議でなりません。
そして、外に出れば30~35℃の猛暑・・・。
自律神経は乱れて身体がおかしくなるのは当然ですよね~。
体温調節に重要な役割を果たす腎臓も、これでは悲鳴をあげてしまいます!!
そんなことからRENEスパでは、自律神経の乱れで体調を崩した方のために
等のメニューをご提供しております。
これらの療法やメニューを受けていただく際、RENEスパでは必ず「遠赤外線療法」を併用させていただいているのですが、それは遠赤外線の力で体温を上げて、身体の免疫力を高めていただくためです。
体温が1℃下がれば免疫力が5~6倍低くなり、体温が1℃上がれば免疫力が5~6倍高くなるという話は、よく知られた話ですが、では、なぜ免疫力をあげることがどうして大切なのでしょうか?
RENEスパがこだわる体の免疫力・・・・
今回は、免疫力についてお話しさせいただきます。
人の健康を左右する「免疫力」
わかっているようで、意外とわからなない・・・
その正体は、一体何なのでしょうか?
実は・・免疫力にも種類があるんですよ~。
1 生まれつき持っている「自然免疫(治癒力)」
2 病原菌や微生物が体内に侵入したときにそれらに抵抗する「抗体」が作られたことによる「獲得免疫」
の2種類です。
「自然免疫」は
体内に侵入した異物を、白血球(好中珠マクロファージなど)が食べて攻撃するものであり、
「獲得免疫」は
白血球のリンパ球が「抗体」と呼ばれる物質を作り、病原菌をやっつけて無力化します。
さて、ここで「抗体」について説明しますね。
「抗体」は侵入した異物1種類に対して1つ作られます。
このため、一度、抗体ができると同じ病原菌が侵入しても、前回作られた抗体が働くため同じ病気になることはありません。
風疹とか、水ぼうそう、おたふく、そして風邪などがその代表的な病気になります。
「風疹は1度かかったら抗体ができてるから2度とかからない」
とか、良く言われるのは、この獲得細胞が「抗体」を作るからです。
免疫細胞を利用して病気を予防するのが、子供の頃に行われる「予防接種」です。
予防接種は発病しない程度に処理した微量で弱い病原菌を、健康な体内に注射して病気を発病しないようにあらかじめ「抗体」を作る者です。
最近では、毎年インフルエンザが流行する季節が近づくと、インフルエンザの予防接種が行われていますよね。
予防接種は子供の頃に受けるのが多いのですが、免疫力の弱い子供には、できるだけ早く「抗体」を作りだしてあげることが必要だからです。
抗体は病原菌が体内に侵入して作られるものなので、母親の胎内で無菌状態にあった新生児には獲得免疫はありません。
生まれてしばらくは母親の免疫によって守られますが、その後、様々な病原菌が体内に侵入し、抗体がつくられる経緯を繰り返して免疫力が少しづつ高まっていくのです。
赤ちゃんは、生後6か月を過ぎると感染症にかかりやすくなると言われています。
これは、母親から受けた免疫がその頃になると少なくなってしまうためです。
また、子供がある程度の年齢になると、保育所や幼稚園などで日中は集団生活を送るようになります。
ここでは、もともと感染症にかかりやすい子供が集まっているのですから、お互いに病気をうつし合い、さらに感染症にかかる機会が増えます。
けれど、「獲得免疫」というのは、いろんな病原菌に感染することで免疫を高めていくものもあります。
感染しないと免疫(抗体)もついていかないので、あまりにも予防しすぎていると、免疫力がかえって低くなってしまうことになります。
子供はさまざまな病原菌の感染を受けるたびに新しい抗体を増やし、これを積み重ねることで、徐々に感染症にかかりにくくなっていく、つまり免疫力が高まっていくのです。
「獲得免疫」というのは、まさしく、病気に感染することで獲得していく免疫のことなのです。
私達の身体というのは、打たれるほど強くなるという、すごい能力を持っているのです。
免疫力を高めて病気に負けない強い体を作ろう!
バンコクでは、急に涼しくなったせいか、風邪を引かれる方が増えています。
また、少し前にはインフルエンザが大流行しました。
・・・でも、流行の病気に感染して発症する人もいれば、流行に飲み込まれず健康的に生活でいている人もいます。
さて、この差はなんなのでしょうか?
この違いを生んでいるのは、実は「免疫力」の差なのです。
流行の病気にかからない人の多くが、免疫力が高い状態を維持しています。
RENEスパでも、オーナーは毎日パカパカたばこを吸って、移動はすべてバイクで運動習慣なしの生活を送っているので、ほぼ3ヶ月に1回は風邪を引いています。
ところが、店長のToyoは、たばこは吸わない、お酒は適量、野菜は毎日摂取、毎日30分歩いて通勤、お店ではヨガにストレッチをして、お家ではリンパマッサージのセルフケア・・・毎日体のケアに気を使った生活を送っているため、この2年間程風邪を引いたことがありません。
つまり、オーナーは免疫力が低く、店長は免疫力が高いということがいえます。
免免疫力が高いと、身体に害をなす病原体の体内への侵入を阻止したり、侵入してきた病原体に即座に対峙する機能が高くなります。
つまり、「免疫力」とは、体内に病原菌や異物が入り込んだ際に、それと闘い、打ち負かす力のことなのです。
そして、その働きをするのが血液中の「白血球」です。
次回は、免疫力の鍵を握る「白血球」について、ご紹介したいと思います。
https://renethailand.com/menu/白血球のパワーを高めよう%ef%bc%81%e3%80%80免疫力のお話し/