整体は技術力です。本物の手技がRENEにはあります。
筋肉は体のそれぞれの臓器に繋がっています。そのため筋肉は体の不調を知らせてくれるとともに、反対に筋肉の不調も体に悪さを起こします。筋肉が硬くなることで様々な体の不調が起こります。そんなことから硬い筋肉をいかに的確に弛められるか。本物の手技にはそのことが求められているのです。なので、気持ちいの良いリラクゼーション的な手技ではなく、時には、わざと好転反応を出すくらいのアプローチをかけることも重要です。
筋肉を柔らかくすること・・・それは筋肉を使える状態に戻すことです。筋肉を使える状態に戻せば体は生まれ変わります。仕事も運動も、動ける体に変ることができます。
技術力が高いタイの理学整体で、体の治癒能力を高め、動ける健康な筋肉を取り戻しましょう!
理学療法士と整体師の違い
RENEの理学整体を行うのは、整体師やタイマッサージ師ではなく、タイの国家資格を持った理学療法士です。
けれど、理学療法士と整体師の違いと言っても、みなさんあまり良くわからないのではないでしょうか?
理学整体のことを知っていただくために、先ずは理学療法士と整体師の違いについてご紹介したいと思います。
理学整体と整体師は働く場所が違う
整体師と理学療法士はどちらも人の体のケアを行う仕事ですが、まずは就職する場所が異なります。
日本では多くの整体師は整体院やカイロプラクティック院、最近ではリラクゼーションサロン等で就職しています。
それに対し、理学療法士の主な就職場所は病院やクリニック、リハビリ施設等になります。
RENEの理学療法士3名も、大学を卒業して理学療法士の資格を得てすぐに、タイで有名なホリスティック医療センターで4~6年勤務し、体に麻痺や運動障害がある方のリハベリから、腰痛や肩こり片頭痛等のオフィスシンドロームに悩んでおられる方等、各種整形外科的疾患の患者さんの整体治療や運動療法等、物理療法等に従事してきました。
現在は、東洋医学や美容療法へのスキルアップや、「美と健康」の両方をサポートする仕事をしたいという理念から、RENEにおいて理学整体だけではなく、美容面での数々のオリジナルマッサージを作り上げ、セラピストとしての仕事もこなしている少し変わった理学療法士さん達です。
理学療法士は国家資格
整体師やタイマッサージ師との大きな違いは国家資格の有無です。
理学療法士は世界各国105か国で採用され認められている職業であり、理学療法を行うことを主な業務としていますが、循環器・呼吸器・内科・難病疾患などの身体的障害を持つ人に対して、基本的動作能力の回復を図ることを目的に、運動療法や物理療法を行わせる者です。
理学療法士は国家資格の取得が必須となる職業であり、日本では大学や短期大学、専門学校におてい理学療法士になるのに必要な知識や技術を習得することが必要ですが、タイでは医科大学で学ぶことが理学療法士の受験資格を得る前提であり、短期大学や専門学校で学ぶという選択肢はありません。
そのため、日本の医療現場では原則として、医師の補助として医師の指示のもと理学療法に当たられるということが多いようですが、タイでは理学療法士が自分の判断で理学療法に当たることができるのが日本との違いでもあります。
また、年間に数回、医科大学等が開催する医療関係の講習会等の参加が義務付けられており、その義務を怠ると理学療法士の資格を剥奪されるため、常にスキルアップを求められる厳しさがタイの理学療法士にはあり、非常に医療レベルが高い職業であります。
整体師やタイマッサージ師は資格が必要ではない
日本では、整体師になるには国家資格は不要です。したがって、資格がなくても「整体師」を名乗ることは可能だし働くこともできます。そして、整体師が行う行為は「施術」であって医師や理学療法士等が行う「治療」にはあたりません。
タイでも同様であり、「整体師」や「タイマッサージ師」になるには国家資格は不要です。なので、タイマッサージ師の中には1週間程練習しただけで施術するようなケースも多く、タイマッサージの素晴らしい理論等をしっかりと学んでいる人は数少ないと言われています。
しかし、タイマッサージ同様に、カイロプラクティクやリンパマッサージ、リフレクソロジー等の整体技術については、それぞれ体を整えるために有効な技術も多いことから、タイでは理学療法士がより有効な治療をするために、自分でそれらの技術を取得しているケースも多いです。
理学整体ってどんな整体なの?
理学整体は理学療法士が治療の中で行う療法の1つになりますが、いったいどんな整体なのでしょうか?
理学整体も、通常の整体もマッサージも体の痛みや不調を改善して癒すという目的は同じです。
しかし、どのような方法で改善し癒していくかという体へのアプローチ方法に違いがあります。
通常、日本の整体院等で行われる整体は、上半身と下半身を支える大切な役割を担う骨盤とその骨盤の上にある背骨の歪みやずれが筋肉を圧迫しているために痛みや不調が現れているという考えに基づいてできた施術法です。整体では主に骨盤や骨のずれを矯正し、筋肉のコリや疲労をほぐしていくというアプローチ方法をとります。
一方、マッサージは筋肉の表面を揉みほぐすことで、縮んで硬くなった筋肉やそれによって圧迫された血管や神経を改善することで血の巡りを良くし、体のコリや疲労を取り除いていくアプローチ方法をとります。
そして、理学整体は、解剖医学等に立脚した西洋医学をベースとした理論に基き、自律神経と運動系を独立して機能とはみなさずに相互に関連した働きを持つと考えます。
そのため、そのどちらかに問題が発生した場合、その部分のみを捉えて施術するのではなく、健康回復のため体内の器官がすべて正しい形で、正しく働く事ができるように調整します。
理学整体では筋肉の伸縮異常や関節の壊れ方を調べ整えることを非常に重視します。
つまり、縮んで短くなってしまった筋肉の伸び縮みを正常にすることで体の歪みを取り除いていきます。
マッサージ師が行うマッサージは、筋肉の表面を揉みほぐすことで、縮んで固くなった筋肉のコリや疲労を取りますが、理学療法では、筋肉の深部(筋肉は4層になっています)の縮みを弛めるという手技を圧や刺激の強さを変えながら行います。
とても小さな筋肉の異常まで捉えて調整していく技術は、多くの患者さんの治療にあたってきた経験豊富な理学療法士にしかできないとされています。
さらに理学整体では、痛みを伴う部位に注目するのではなく、「骨盤や脊髄などの歪みが痛みの原因ではなく、その痛みはあくまでも結果であり、身体の異常が歪みや痛みとなって現れる」と考え、その異常を調整することに治療のベースを置いています。
なので、筋肉の異常から今後、将来的に問題や病気を発症する可能性がある部位にも注目して治療を行う場合があり、患者さん本人が全く気付いていなかった問題を明らかにしてくれるケースもあります。(例えば、股関節の内側筋肉は子宮や卵巣等に繋がっている筋肉であるため、固く縮んだ状態だと子宮や卵巣の病気になる可能性があったり、月経痛等に悩まされたりする可能性があります)
また、運動能力の回復を援助する目的がベースにあるため、運動療法や物理療法も併用して行います。
日本では運動療法や物理療法は必ず医師の指示の下で行われますが、タイでは理学療法士は医科大学で学び、十分な医療知識を要していることから、独自の判断で行うことができるため、オゾン療法や遠赤外線療法、量子学療法等の物理療法やサプリメント療法等も行っています。(RENEでは運動療法の一環として一緒にストレッチをしたり運動指導を行っています。物理療法は理学整体の他、遠赤外線療法を行っております。)
さらに、理学療法士は、患者さん一人ひとりの状態に合わせて適切なプログラムを計画・実施します。なので、最初に数々の問診をさせていただきます.
もちろん、日々の治療の経過チェックや、患者さんとその家族に対する説明も大事な業務とされているため、RENEでは、理学療法を専門とする医療センターのセラピストも兼務する日本人セラピストが、お客様の治療の説明、治療の経過チェック等を理学療法士の指示のもとさせていただいております。また、質問や疑問点などがあった場合も、通訳を通じて理学療法士に常時確認をしておりますので、安心してご質問等をお寄せください。