前回は、とてもすてきなお客様「アイブロウ王子」のお話をさせていただきました。
新しいスタッフゲウちゃんがやって来た!!
今回は、再びバンコクRENEスパへと話を戻します。
ソンクランも終わり、いよいよ、もう一人のスタッフゲウちゃんがやってきました。
お店に入って来た時の挨拶が
おはようございます
だったので、Toyoとしては、それだけでとても幸せな気分になりました。
さっそく、RENEスパのマッサージがどんなものかをゲウちゃんに見せるとのと、ゲウちゃんが前のサロンでやっていたマッサージを受けて見ることにしました。
RENEのフェイシャルマッサージを見たゲウちゃんは、
前のスパのマッサージと全然違う!!
すばらしいです!!
と、とても驚いておりましたが、その理由は、ゲウちゃんのマッサージを受けてすぐにわかりました。
韓国式のマッサージだということで、タイ式のあの撫でまわすだけで技術のないマッサージとは違うだろう!と期待していたのですが・・・
やはり、韓国式とついているだけで、内容はやはりタイ独特の、あの撫でまわすタイプのフェイスマッサージでした。
ただ、やはり2年間も、ずっとエステシャンをしていたというだけあって、手先の動きはなめらかで、とても上手でした。
なので、RENE式のマッサージは、ほぼ3日位でマスターしてしまいました。
とても体が細くて小さい子なのですが、性格は素直で明るくて、とても可愛い子でした。
婚約者が日本人男性なので、結婚すれば日本に住む可能性もあるため、時間のあるときは、日本語の勉強をしておりました。
そして、ガーンちゃんとも、とても相性が良かったみたいで、すぐに打ち解けて仲良くなり、毎日、言われなくても二人で練習を重ねてくれるため、二人共、メキメキと上手になっていきました。
さらに、二人共、犬が大好きで、サクラちゃんのことも、とても可愛がってくれましたし、サクラもとてもなついておりました。
そんなサクラの脚の骨折は、治るのに意外と長くかかると言われ、2週間おきに病院に連れて行っておりましたが、犬の成長は早いもので、見た目も、赤ちゃん赤ちゃんしていた時から比べると、ずいぶんしっかりとした容姿になってきました。
でも、おてんばぶりは健在で、「走らせるからなかなか治らない」と、お医者さんにお叱りを受けていたのに、全然、言うことを聞いてくれず、ギブスをした脚で器用に店中を走り回っておりました。
怪しい弁護士・・・ビジネスビザを取るのに時間がかかりすぎる!!
そんな中・・・・
やっと、ゲウちゃんが来てくれたことで、トヨのビザの取得に必要なタイ人の人数が揃うこととなりました。
そこで、トヨのビザに話を戻しましょう!!
トヨは、バンコクRENEスパで数年働くことを覚悟して、タイにやって来ました。
でも、タイで外国人が働くにはビジネスビザと就労許可証が必要なのです。
それで、タイに入国早々、ビジネスビザの取得に向けて動きました。
バンコクRENEスパは、Rさんが社長となるタイの会社が経営するスパとなっておりましたので、このRさんの会社でビザ取得の書類等を揃えてもらうことになりました。
タイで日本人がビジネスビザを取得するためには、日本人1人につき資本金200万バーツ、タイ人4名の雇用が必要でした。
なので、Rさんの会社でトヨが働くとなれば、日本人が2名になるので、さらに200万円の増資をしてもらう必要がありました。
増資に関しては、契約している会計事務所が日系だったこともあり、びっくりするほど早く手続きが完了しました。
ところが・・・、ビザ取得の手続きをお願いしていた弁護士さんから
会社が出来たばかりだから、日本人2名のビザは簡単には下りないだろう。
時間がかかるのは覚悟しておいてください。
と言われたのです。
すでにRさんは、この弁護士さんが手続きをしてくれて、ビジネスビザと就労許可証は取得済でした。
通常、ビザの取得に関しては、専門のエージェント等にお願いするのですが、最初、会社お設立とお店のスパライセンス等を、この弁護士さんにお願いして取得したので、ビザに関してもそのまま続けて手続きをお願いしたそうなのです。
この弁護士さんは、物語の最初の頃に出て来た悪徳日本人の‘A氏から紹介された日本語が喋れるタイ人になるのですが、実際にはタイに帰化した中国人でした。
とても乱暴で偉そうな人柄だったので、Rさんだけでなく、会社の役員になるS会長等も最初から毛嫌いしていた人物です。
でも、日本人が取得するのはとても難しいと言われていたスパライセンスが、この弁護士さんに頼んだら、あっさりと2週間ほどで取れてしまったので、それなりに能力はあるのだと思いました。
また、タイのRさんの会社のタイ人株主にもなってもったため、その流れで、この弁護士さんにお願いするしかない状況でありました。
けれど、すぐに書類が揃わないからということで、
最初は観光ビザを取りなさい
と指示されました。
仕方なく、ラオスに行って観光ビザを取得しましたが、観光ビザだと働くことができないので、トヨは、店に来ても何もできないまま日時だけが過ぎて行きました。
弁護士さんからは、きつく、
絶対に店でお客さんに施術等をしてはいけないですよ。
不法就労で逮捕されてしまいますよ
と言われていました。
トヨは、元警察官だったので、日本で観光ビザで働いている不法就労の外国人を摘発したこともありましたので、
そのくらい、何度も言われなくてもわかってるよ
と思っていましたが、この弁護士さんが、あまりにもしつこく繰り返して指示してくることに、反対にとても違和感を感じていました。
仕方がないので、とにかくトヨは、お客様への施術は一切せずに、スタッフの指導に専念しましたが
厳密に言うと・・・
スタッフに指導することも本当はしてはいけないです。
できるなら何もしないでほしいね~
と言われました。
それじゃ、私は何しにタイへ?になるではありませんか〰
と、叫びたくなりました。
こちらに、ダメダメだと言う前に、早くビザを取ってよ!!
と思いましたが、なにせ、とんでもなく口の悪い、男ヒステリーの弁護士だったので、余計なことは言わない方が得策でした。
・・・にしても、何もできない状態がいつまでも続くのは、本当に困りました。
働いていないので、もちろん所得もありません。
幸い、トヨには、警察時代の退職金と少しばかりのたくわえがありましたので、それを食いつぶして生活はできておりましたが、刻々と、観光ビザの有効期限が切れる日が迫ってきていました。
なので、今回はかなりしつこく弁護士さんに連絡をしたのですが、またしても
まだ、書類が揃わないからね~。もう少し時間がかかるね~
もう1回、観光ビザを取りにラオスに行ってもらう必要がありそうだね~
と言う返事しか返って来ませんでした。
観光ビザは3ヶ月しか有効期間がありませんでしたが、とりあえず1ヶ月延長することができたので、その手続きを済ませたものの・・・
もう一度、ラオスまで観光ビザを取りに行くなんて絶対に嫌です!!
やはり、こんなに時間がかかるのはおかしい。この弁護士は、何かおかしい。
と思いました。
Rさんも
何かこの弁護士たくらんでるよ。
こんなに時間がかかるのはおかしいよ
と言い出し、別のタイ人のエージェントを探して来てくれました。
そして、この弁護士には内緒にしたまま、このエージェントに動いてもらうことにしたのです。
エージェントに頼んだら・・簡単に取れてしまったビジネスビザ
Rさんが見つけて来てくれたエージェントは、タイ人のタクシー運転手さんなのですが、副業で数名のタイ人とチームを組んで、外国人のビザの手配をしている人でした。
チームのメンバーの中には、イミグレに強い人、労働局に強い人、役所に強い人と、それぞれ得意な場所を担当しており、なかなかのチームワークを誇っていました。
なので、1週間もすると、ほぼ必要な書類が揃いました。
そして、弁護士からはまたタイ国外に出て、ビザの手続きをしないといけないと聞いていたのですが、そこのチームのお陰で、そのままタイのイミグレーションで、ビザが取得できたのです。
観光ビザがあと半月程で切れるところだったので、
また、ラオスに観光ビザを取りに行かないといけないんだろうか?!
とハラハラ、ドキドキした毎日を過ごしていたトヨでしたが、やっと不安から解放されました。
これほど嬉しいと思ったことは久々でした。
最初から、ちゃんとビザ専門のエージェントに頼めばよかった・・・
と、無駄に過ごした3ヶ月のことを考えると後悔しました。
そして、なんと、ワークパミット(労働許可証)も、ビザ取得後の1週間で、いとも簡単に取得できてしまったのです。
いったい、この違いは何なのでしょう?
と、またしてもびっくりぽんな出来事でありました。
そして弁護士には、叱られることを覚悟で、別のエージェントに頼んでビザを取ってもらったことを連絡したら、以外にもあっさりと
それは良かった。
でも、良く取れたね~。
取れるはずがないんだけどね~
それから、
うちは、ビザの取得とか、他のライセンスのこととか、忙しいから二度とやらないので、もう頼まないでね
あと、僕はあんたの会社の株主から抜けるから、他のタイ人を探してね。
と、なんとも、拍子抜けな返答が返って来たのです。
そして、なんと、それ以降、何度連絡しても一切連絡が取れなくなってしまったのです。
実は、ここには弁護士には、ある魂胆があったのです。
この弁護士は、トヨの中では史上最高の悪徳タイ人だと思っております。
この弁護士の悪事が分かるのは、まだ先のことになるので、お楽しみにしておいてくださいね!!
とりあえず、ビジネスビザと就労許可証が取れたので、正々堂々と働くことができます。
働けることが、こんなにも嬉しい事だったとは・・・・
そんな風に感じることができたということは、
トヨにとっては、このことも、とても貴重な体験だったのかもしれません。
元女性警察官コンビがバンコクでスパ経営物語の目次はこちら
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