バンコクRENEスパの不眠症改善メニュー
バンコクRENEスパには、不眠症を改善するメニューがいくつかあります。
その代表的なのが「頭蓋仙骨療法」です。
けれど、この療法はとても専門的な技術を要するため、日本から専門の先生に来ていただているため、1.5か月〰2ヶ月に1度の限定療法となっております。(HPやブログ、Facebookファンページで、特別療法期間のご案内をさせていただいております)
頭蓋仙骨療法はとても凄い療法なのですが、「えっ不定期でしか受けられないの〰」とういことで、一でも受けていただけないのがとても残念なのですが、しかしご安心ください、この療法以外にもRENEスパには不眠症を改善するメニューがもう一つあります。
それが「頭を揉みほぐすマッサージ(頭蓋整体)」です。
また、この頭蓋整体とフェイスマッサージがセットになったVシェイプマッサージも、不眠症の改善にとても効果があります。
ということで今回は、RENEの頭蓋整体とVシェイプマッサージがなぜ不眠症の改善に効果があるのかについて、ご紹介していきたいと思います。
>>Vシェイプマッサージの内容と手順についてはこちら☟
不眠ってなぜなるの?
先ず、「不眠」や「睡眠障害」に悩まされている方はとても多いのですが、病気とも認めてもらえないし、でもとても辛いものだし・・ということで、最近は「不眠外来」等もみかけるようになりました。
でも、この「不眠」や「睡眠障害」って、実は、みなさん一度や二度は経験しているものなんです。
「心配事があって眠れなかった」
「台風が迫っている、大きな地震があった後で心配・・といった不安感で眠れなかった」
「翌日、大きな仕事があって緊張して眠れなかった」
などの経験は誰もが心当たりがあると思います。
けれど、このような突然やってくる「急性の不安、心配、ストレス」による不眠は、通常、数日から長くても2週間程で改善すると言われています。
というのは、人間が不安な時に眠れないのは当たり前のことだからです。
不眠というのは、危険な状況に即座に対応できるよう覚醒度が高まるために生じる一種の正常な生体反応(警告反応ともいいます)だからです。
犬や猫が、とても眠りが浅いのは、外敵から身を守るために備わった生体反応です。
人間にも、太古の昔から危険な状況に対応するためのシステムがちゃんと備わっているからなのです。
ストレスや不安を抱えていると、脳の覚醒度が高くなり、寝付けない状態や中途覚醒を起こしやすくなると言われています。
布団に入っても、色々なことを考えてリラックスできなかったり、緊張感がとれないため、自律神経のうち「昼の神経」ともいわれる交感神経が活発になり、眠れなくなったりするのです。
あなたはど不眠の症状はどのタイプ?
不眠のタイプは4つに分類されています。
まず、自分の不眠の症状のタイプを知りましょう!!
1つだけの場合もあれば、複数を伴っている人もおられますよ。
1 入眠障害(なかなか寝付けないタイプです)
床に入って寝付くまでに、30〰1時間以上かかるタイプです。
制せ院的な問題、不安や緊張が強いときなどに怒りやすいと言われています。
2 中途覚醒(夜中によく目が覚めるタイプです)
睡眠中に何度も目が覚めたり、一度起きたあとなかなか寝付けなくなるタイプです。
日本の成人の方では、不眠の訴えの中で最も多く、15〰27パーセントだと言われています。
中高年でより頻度が高いといわれています。
4 早期覚醒(朝早く目が覚める)
朝、予定時間より2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまうタイプです。
高齢者に多くみられます。
5 熟眠障害(ぐっすり眠った気がしない)
睡眠時間を十分にとったのに、熟眠感が得られないタイプです。
他のタイプの不眠症を伴っている場合も多くあります。
睡眠ホルモン「メラトニン」って知ってますか?
さて、あなたはどの不眠症タイプでしたか?
不眠症が起こる原因として、冒頭で説明したように「睡眠」と「覚醒」のバランスが上手くとれていないことが考えられます。
人が眠たくなるのには、あるホルモンが関係しています。
そのホルモンは「メラトニン」であり、脳の奥深くにある「松果体」という器官から分泌されるホルモンの一種になります。
体内にメラトニンの量が増えると眠たくなるため「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
人間の身体には、
目 ⇒ 視神経 ⇒ 視交叉上核 ⇒ 状頸部交感神経節
をたどって最終的に「松果体」に達する神経ネットワークが備わっています。
光を感じている昼間の時間帯は、その分泌は抑制されます。
光が弱くなる夕方頃からメラトニンは増え始め、午前2〰3時頃ピークに達します。
そして、再び朝に向かって分泌量は減少していきます。
メラトニンの分泌量は年齢によっても変化すると言われています。
生後約3ヶ月まではごく少量のメラトニンしか作っていませんが、成長とともに増加して脳の松果体が発達する6〰7歳ころには、分泌量が最大になります。
そして、思春期を迎える16歳頃から、今度は減少していくのです。
メラトニンは、睡眠を促すだけでなく、解毒作用や老化の原因といわれる活性酸素を中和する働きがあることもわかってきています。
メラトニンは、多様で大切な働きをもっていますが、光によって分泌量が影響されるため、夕方から夜にかけて明るい環境にいると、その分泌が抑制され、良く眠れないことがあります。
つまり、目に入った光は「松果体」に作用して、メラトニンの分泌を減らしてしまうのです。
これが、夜が明るくなった現代の不眠増加の原因とも考えられているのです。
あなたは電気を点けたままで寝ていませんか?
明るい場所で眠ることは、メラトニンの分泌を減らして良い睡眠を妨害してしまうんですよ!!
ということで、通常は、眠る3時間くらい前から室内を暗くして、メラトニンの分泌を促すのが良いとされています。
そして・・・現代人が不眠症に陥る原因の1つとして、今問題になっているのが、
この時間帯にパソコンやスマートフォンなどを操作する
ということです。
これらの電子機器のディスプレーからは、ブルーライト系の強い光が発せられています。
また、携帯電話からの電磁波はメラトニンを分解してしまうことでも知られているんです!!
さらに、この強い光が怖いのは子供の睡眠に対する弊害です。
コンビニや塾などでは無意識に強い光を受けています。
メラトニンは思春期まで性腺の刺激を抑制する働きがあることでも知られています。
ところが、最近の子供が初潮を早く迎える原因として、この夜の光がメラトニンに作用して子供の性腺に影響を与えてるからだともいわれているのです。
メラトニンは、朝日を浴びた約15時間後に分泌が増加してきます。
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされるのです。
メラトニンはこの体内時計にコントロールされており、朝日を浴びないと、体内時計は毎日少しずつずれていきます。
そして、夜間、睡眠に適切な時間にあまりメラトニンが分泌されなくなってしまうのです。
メラトニンを分泌させるにはセロトニンが必要
夜、メラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンというホルモンが、日中にしっかりと分泌されることが必要です。
昼間はセロトニン、夜間はメラトニンという2つのホルモン分泌の流れが良い睡眠をもたらします。
昼間にセロトニン、夜間にメラトニンの好循環を作り出すためには、朝日が特に重要なキーワードを握っています。
・・・といっても、直接日光を浴びる必要は必ずしもなく、曇りの日の照度でも体内時計をリセットするには十分だと言われていますよ。
なので、朝起きて、カーテンを開けるなどして明るい光を浴びることが大切なんです。
ということで、睡眠ホルモンの「メラトニン」と、覚醒を促す神経伝達物質「セロトニン」の関係は、反対の性質を持つことが分かっていただけたと思いますが、それだけではなく、メラトニンはセロトニンが原料となって合成される物質であるため「セロトニンがメラニンの親」「メラニンがセロトニンの子」という親子関係にもあるんです。
そんなことから、脳内のセロトニンが充足することで、メラトニンの分泌も担保されるわなんですよ〰。
ということは、セロトニンが不足した時にはメラトニンも不足する・・・という形が成り立ちますよね。
そんなことから、RENEでは、このセロトニンに注目して、セロトニンをたくさん分泌させるマッサージを研究し、理学療法の理論と東洋医学のツボ・経穴の理論を組み合わせたオリジナルの頭蓋整体をメニューとして作り上げました。
この頭蓋整体のことを詳しくご紹介するために、もう少しメラトニンとセロトニンのお勉強をしていきたいと思います。
メラトニンはとセロトニンは自律神経の働きとも合致している
メラトニンは「夜の眠り」、セロトニンは「昼の活動」を司る物質であることはわかっていただけたと思いますが、これらの物質は、一方が分泌されているときにはもう一方は分泌されません。
セロトニンは昼間に分泌量が多く、夜眠っている時は殆ど分泌されません。
逆に、メラトニンは昼間はほとんど分泌されず、夜就寝前から分泌量が急増して睡眠効果を発揮します。
夜になると分泌されるメラトニン、昼に活性化するセロトニン。
この2つの関係は、実は自律神経の働きとも合致しているんですよ。
つまり、この2つの物質は自律神経の支配を受けて分泌される性質があるのです。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経に分かれています。
交感神経と副交感神経は、身体の内外の状況や部位に応じてアクセルとブレーキの役割を果たしているのですが、
活動時には交感神経
休息時には副交感神経
が活発になります。
ということで、昼間に交感神経が優位に働き、夜になると副交感神経が優位になります。
昼間に交感神経が優位に働いている時は、セロトニンの分泌が活性化し、夜に副交感神経が優位になると、メラトニンの分泌が活性化されます。
そして、こうした自律神経の働きは、体内時計に制御されているのです。
セロトニンが不足するとメラトニンも不足する
メラトニンの材料はセロトニンですが、このセロトニンの材料は「トリプトファン」というアミノ酸なんです。
よって、バランスの取れた食生活で、トリプトファンを上手に摂取することが、セロトニンの分泌を高めることになります。
そしてさらにはメラトニンの分泌をも高めることへと繋がるのです。
トリプトファンを多く含む食品は、肉や魚、豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、バナナなどです。
ダイエットのためにたんぱく質を摂らなかったり、好き嫌い、偏食など食生活が乱れていると、トリプトファン不足に陥ってしまいます。
本来、人間の健康に取って欠かせない物質である「メラトニン」や「セロトニン」が不足するという事態は、普通では起こりえないことなのですが、現代社会にはそれが起こりうる様々な要因が潜んでいます。
トリプトファンの不足の他、「ストレス」「腸内環境の悪さ」等も、要因の一つと考えられています。
慢性的なストレスは、セロトニン神経の働きを阻害すると言われてリ、長期的にはセロトニンの不足を招きます。
また、腸内環境が悪くなると、トリプトファンの合成が少なくなるんです。
トリプトファンは人が直接作り出すことができないアミノ酸です。
胃や腸で消化したたんぱく質を、さらに腸内細菌の力を借りて腸で合成されるんです。
そのため腸内環境が悪化すると、腸内細菌の数が減ってしまうため、その分トリプトファンの合成力が低下してしまうのです。
RENEの不眠を解消する頭蓋整体(頭を揉みほぐすマッサージ)
セロトニンの分泌量が増えれば、メラトニンの分泌量も増えることから、RENEスパでは、セロトニンを増やすツボや経絡を刺激すれば効果があるのではないだろうかと考えました。
セロトニンの分泌を促すツボは、頭蓋骨にたくさんありました!!
ということで、頭蓋骨にアプローチするメニュー作りを、理学療法士達と研究し、
① セロトニンを増やす頭蓋のツボと経絡、反射区を刺激する
② 頭蓋骨の筋肉と首筋の筋肉を緩めて身体の緊張を解く
という2つの東洋医学と西洋医学、両方のアプローチでセロトニンを増やすマッサージを作りました。
頭蓋整体は、みっちり60分間、頭と首~肩をもみほぐすので、「頭をもみほぐすコース」と名付けました
60分 1300バーツです。
また、このマッサージは、頭蓋の筋肉と癒着した筋膜をリリースする特別なテクニックも入っています。ほとんどの方が「このやり方のマッサージは初めて経験します」とおっしゃられますが、この筋膜リリースを入れると入れないとでは、施術の効果が大幅に変わってくるのです。
そして、リンパと理学整体がコラボしたレーネの大人気フェイスマッサージ「Vシェイプマッサージ」には、この頭蓋整体が含まれているんでよ〰!!
Vシェイプマッサージ 60分 1300バーツ
慢性的な不眠症の方は頭蓋整体を、最近眠れなくて・・・という軽度な不眠症であればVシェイプマッサージをお薦めしております。
また、腸内環境の悪さから招いている不眠症については、内臓整体が効果的です。
組み合わせで受けていただければより効果があります。