前回、リンパ節の役割についてご紹介いたしました。
リンパ節が、とても重要な役割を持っていることがわかっていただけましたでしょうか?
全身に約800個あるリンパ節ですが、その中でも特に重要なリンパ節があります。
この重要なリンパ節の場所を知っていると、自分でリンパマッサージをしていただくときには、効果が数倍にも上がりますよ〰!!
下の図は、リンパマッサージをする上で大切だと考えられているリンパ節を表したものです。
赤丸の部分が大切なリンパ節になります。
では、その1つ1つの重要さについてご説明いたしますね。
1 顎窩リンパ節(がくかりんぱせつ) 〰首の付け根・顎〰
顎の一番奥まったところにあります。
300以上のリンパ節がこの頸部に集中しています。
顔から首へ流れるリンパ管が集中していて、ここが滞ると二重顎や、顔のむくみ、たるみの原因となります。
また、肩こり、頭痛、自律神経の乱れを引き起こします。
2 鎖骨リンパ節(さこつりんぱせつ)
リンパマッサージにおいて、最も重要とされるリンパ節です。
左側の鎖骨の上のくぼみの部分にあります。
全身を巡った全てのリンパが最終的に、ここに流れ込み鎖骨リンパと合流します。
鎖骨リンパ節は老廃物の最終出口地点がある場所です。
静脈から腎臓・肝臓などの臓器を渡って尿として排泄されます。
全身のリンパマッサージができない場合でも、鎖骨リンパの流れだけは良くしておく必要があります。
ここが滞ると、慢性的な肩こり、肌トラブル、老化、倦怠感などが起こります。
3 腋窩リンパ節(えきかりんぱせつ)
このリンパ節が滞ると、胸や二の腕のたるみ、肩こりを起こしやすくなります。
4 腹部リンパ節
ここが滞ると、子宮や腸の働きが鈍り、便秘や生理不順、子宮・卵巣の病気などを引き起こします。
RENEの内臓アプローチでは、特にこの腹部リンパ節にアプローチしていきます。
5 鼠径部リンパ節(そけいぶりんぱせつ)
足の付け根にあります。
ここが滞ると、下半身が太くなりやすく、浮腫や冷え、生理痛などが起こります。
6 膝窩リンパ節(しっかりんぱせつ)
第二の心臓と呼ばれるほど重要なリンパ節です。
ここが滞ると、膝痛、足のむくみ、冷えの原因になります。
滞留が重度になると血管やリンパが腫れて静脈瘤になります。
RENEのリンパマッサージで身体の大掃除をしませんか?
RENEのリンパマッサージは、リンパ管に溜まった老廃物をきれいなリンパ液にしてもらうため、これらのリンパ節にしっかりと流していきます。
お客様の中には「リンパマッサージを受けた時に、いつもセラピストの方がリンパを流すという表現をされているのをよく聞きましたが、意味が全然わかりませんでした。リンパ節に流すということだったんですね」と、おっしゃられた方がおりました。
そうなんです。リンパマッサージは、とてもゆっくり流れるためついつい滞りがちになり、老廃物をたくさんため込んだリンパ液を、フィルター装置のあるリンパ節にしっかりと流して綺麗にしてもらうマッサージなんです。
なので、身体の大掃除ができるというわけです!!
リンパマッサージを受けると、とても身体が軽くなったと言われるお客様が多いですが、それは、お体がクリーンになったからです。
リンパは毎日毎日体の老廃物を除去するために、そして外部から侵入したウィルスや余分なコレステロール等を除去するために働いてくれています。
こんな頑張り屋のリンパさんを、たまにはご褒美としてケアしてあげてくださいね。