RENEスパは、バンコクで「リンパマッサージ」と「理学整体」をメインとして、皆様に美と健康をお届けする日系のスパです。 とても小さなお店ですが、小さいからこそ、ひとりひとりのお客様のお悩みやご希望に、できるだけ沿えるようなサービスと施術をモットーとしております。
また、施術スタッフは、タイの医科大学を卒業し国家資格を持つ女性理学療法士さん達なので、リンパマッサージの中に理学整体のテクニックがふんだんに使われていることから、非常に技術の高いマッサージを受けてくただくことができます。
さらに、施術の内容や効果等について、日本人店長のToyoができるだけきちんと説明させていただくことを心がけております。
けれど・・・専門的なお話しになると時間が足らず、なかなかきちんとお伝えすることができないケースがあります。 そんなお客様のために、少しでもお役に立てていただきたいと思い、様々な健康情報をブログやホームページでお届けいたしております。
その中でも、「リンパマッサージのことを良く知りたい」、「リンパに関する専門的な講義を受けたい」とおっしゃるお客様が多く、そのためセミナーやスクール等も行っております。
けれど・・・ そこまで専門的ではなくても、簡単にリンパのしくみを知りたいと考えている方のために、数回に亘り「バンコクRENEスパ店長のブログ」においてご紹介していくことで、よりリンパマッサージのすごい効果に対する理解を深めていただければと考えております。 そんなことから、まずはリンパのシステムについてご紹介したいと思います。
前回、ご紹介させていただいた1回目のブログでは、「リンパって何?」をテーマに、リンパについて簡単にご説明させていただきました。
このブログを読んでいただくとリンパの重要性がわかっていただけるとともに、「リンパマッサージは体内の大掃除をしてくれる」ことが良くわかっていただけると思います。
https://renethailand.com/menu/リンパマッサージで体内の老廃物をお掃除しまし/
今回からは、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。
リンパのネットワーク「リンパ系」
リンパ・・・・この言葉は ここ10年位前からよく耳にするようになった単語ではないでしょうか?
タイ人は、未だに「リンパ」と言ってもわからない方が多く、3年前にRENEスパを開業したときには、「リンパマッサージって何?なんか怪しいことをするスパだな」と噂になったくらいです。
日本でもまだまだ、「言葉は聞いたことがあるけれど、それが何なのかよくわからない」という方は、とても多いのではないでしょうか?
私も母も、バンコクRENEスパのリンパマッサージが大好きなのですが、リンパマッサージがどういうマッサージで、なぜ美や健康にいいのかについてはさっぱりわかっていないようです。
でも、「このマッサージを受けると顔がリフトアップするだけじゃなくて、身体がかるくなってポカポカして調子がよくなるのよね〰」と喜んでくれているので、とてもリンパマッサージの効果を実感してくれている一人だと思います。
このリンパマッサージで知られるようになった「リンパ」という言葉ですが、 実は、リンパというのは、 「リンパ管」「リンパ液」「リンパ節」 の総称のことを言うんです。
この3つをひっくるめて、一般に私達はリンパと呼んでいます。
私達の身体の中には、血液と同じように「リンパ管」という管が、網目のように張り巡らされています。
その管の中に流れているものは「リンパ液」です。 そして、リンパ管の中枢地点には「リンパ節」があります。
これらについては、1つづつ詳しくご説明していきますが、これらを総称したリンパのネットワークのことを、正式には「リンパ系」と言います。
もうこの段階で、うちの母は「むずかしいことはわからんけど、とにかくすごく効果のあるマッサージやということはわかるから、お母さんにはもう説明はしなくてもいいわ」と耳を塞いでしまうのですが、みなさまには、もう少しおつきあいいただければありがたいです!!
リンパの構造
次は、リンパの構図について説明していきますね。
上の図の緑色の管がリンパ系です。
リンパって緑なの〰 と思われた方・・・心配しないでください。
この図では、わかりやすくするために緑色で表現されていますが、実際のリンパ管は、細くて透明な菅であり、その中に流れているリンパ液も、無色透明の液体になります。
血液が流れる血管が体中に張り巡らされているように、リンパ液も、血液と同じようにリンパ管を通して、身体のさまざまな部分に張り巡らされています。
下の図の左が血管(動脈が赤、静脈が青)、右側がリンパ管になるのですが、リンパ管はほぼ血管と同じ箇所に張り巡らされていることがわかると思います。
これは、血液とリンパ液が密接に関係しているからなのです。
人の身体は約60〰70%が水分でできています。 この水分というのは体液のことで、血液、リンパ液、組織液からなります。
怪我をした時に、透明な液体が出て来た経験はありませんか?
これは組織の周りになる栄養水「組織液」です。
採血した後、試験管の中で、半透明な液体が上澄に出てきます。
これが「血漿(けっしょう)」という成分で、この血漿が血管の外に染み出すと「組織液」となり、リンパ管に回収されるとリンパ液となります。 その回収システムを示した図が下の図になります。
リンパ液の流れるリンパ管には、血管からしみ出た組織液を回収する役目がありますが、その際、一緒に細菌や異物も入って来ます。
そのため、リンパ管の通り道には、下の図のように必ず「リンパ節」があり、そのリンパ節は全身にあります。
リンパ節は、全身にわたり約800個あります。
特に「耳の下」「脇の下」「そけい部(ふとももの付け根)」は、沢山のリンパ節が密集する重要拠点です。
リンパ管の集まったこのリンパ節は、リンパ液に含まれる細菌や異物を除去する働きを持っています。
いわゆるろ過装置になるのです。
3 リンパマッサージはリンパシステムを整える効果的なマッサージです。
そして・・・
このリンパのネットワークがきちんとしていると、免疫機能が高まり、細胞の再生が向上することから、このリンパ系を理想的な形に整える効果的な方法として、「リンパマッサージ」というものが、数年の間にとても話題になり広まりました。
リンパマッサージは自分でやっても、プロの手でやってもらっても、美と健康のためにとても効果の高いマッサージです。
リンパマッサージでリンパシステムを整えて、健康で明るい毎日を過ごしましょう。
リンパマッサージの効果は1回目のブログでご紹介せていただいておりますので、あわせてお読みくださいね!
次回は、リンパのしくみについてご紹介しております。
このしくみを知れば、リンパマッサージがとても必要なことがわかりますよ!!