植物生体水の驚くべき効能について、連載でご紹介しておりますが、今回は植物生体水の最後の効能である
お肌のPH・電位バランスを整える
についてご紹介したいと思います。
生体水のPHはお肌に良いとされている弱酸性です。
さらに粒子が非常に細かく、マイナスイオンの表面電位を帯びているため、お肌の電位バランスを整えてくれる効能があります。
といっても、
PHが弱酸性だとどうしていいのか?
電位バランスが整うとなぜいいの?
と・・・・もうひとつ良くわからない効能ですよね。
そんなことから、まず
PHとは何か?
電位バランスとは何か?
について、ご説明していきたいと思います。
PHバランスって何?
PHバランスというのは、水素イオン濃度指数のことを言います。
PHが少ないと賛成に傾き、大きいとアルカリ性に傾いていることになります。
健康な肌の表面のPHバランス(水素イオン濃度)は、弱酸性に保たれています。
このバランスが乱れると、乾燥やニキビなどのトラブルの原因となるのです。
肌を健やかに保つためには、PHバランスを整えることが大切です。
肌の一番外側にある、わずか0.02mmの角質層の外側には、天然の汗と皮脂が混ざり合ってできる保護膜があります。
そもそも、肌は汗と皮脂が絶妙なバランスで混ざり合って、この「皮脂膜」と言われる保護膜で覆われているのです。
この保護膜は、
水分の蒸発を防いだり
外側からの刺激や異物が侵入するのを防いだり
する働きを持っています。
この機能が「バリア機能」です。
そして・・・
この肌の表面の保護膜は、なんと、PHバランスを「弱酸性」に保つことで強化されるんです!!
どうやって強化するかといいますと・・・
PHバランスを弱酸性に保つことにより、常に肌に留まっている「常在菌」の中の善玉菌の働きを活発な状態にし、悪玉菌の繁殖を防ぐ環境を作るのです。
つまり、バリア機能が弱酸性だと、肌トラブルの素になる有害菌が住みにくくなるというわけなんです。
まるで腸内環境と同じしくみですよね。
もしPH値がアルカリ性に傾いてしまうと、有害である悪玉菌が繁殖して、肌のトラブルと作ってしまう環境となってしまうのです。
アルカリ性に傾く原因としては、肌のバリア機能が大きく関係しています。
バリア機能は、角質層の中にある天然の保湿成分NMFや、水分を保っている細胞間脂質が減少することで低下してしまいます。
バリア機能が低下すると、肌本来が持っているアルカリ性を中和して弱酸性に保つ作用が弱まり、PH値をアルカリ性に傾けてしまうことになるのです。
そんなことから、お肌のバリア機能を強化することは美肌を保つ上で非常に大切であり、そのバリア機能の強化のためには常にお肌を弱酸性に保つ必要があるわけなのです。
つまり・・・
弱酸性の化粧水を使用することが、とても大切になってきます。
バリア機能を低下させる原因を並べてみますと
- 間違った洗顔
- ストレス
- 紫外線
- 肌の摩擦
- 不規則な食生活
- 睡眠不足
などがあります。
どれも、身に覚えがあるよなことばかりですよね〰
これらの項目に思い当たる人は、規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事、肌に刺激を与えないスキンケア作りに気をつかって、バリア機能を高めてみてください。
美肌を手に入れるには、肌本来の守る力を高めて、トラブルを寄せ付けないことがとても大切になってきます。
電位バランスって何?
次に美肌のために気をつけていただきたのが、お肌の電位バランスです。
お肌にの表面には「プラス電位」と「マイナス電位」がバランスよく存在しています。
「マイナス電位」というのは「還元」という作用で身体の錆を取り除いてくれる物質のことです。
つまり老化を防止する物質ということなります。
一方、「プラス電位」とは、身体を酸化させて、錆びつかせる物質のことを言います。
つまり、老化を促進する物質になります。
健康な人の肌は、プラスとマイナスの電位が綺麗に並んだ状態にあります。
体内側がマイナス電位で、皮膚表面にプラス電位を帯びているのです。
そして、皮膚と挟んでこのプラス電位とマイナス電位が引っ張り合ってバランスを保っています。
ところが、日焼けなどえ角質層のバリアが傷つくと、電位が乱れて肌がプラスに傾いてしまいます。
すると、活性酸素が増えて、プラス電位が増えることになり、肌年齢もどんどん加速してしまうことになるのです。
植物生体水は、マイナスの表面電位を帯びているため、お肌に塗布することで、不安定になりがちなお肌の電位バランスを整えることができるのです。