お店のお祓いと開店早々に勃発した新展開 元警察官コンビのスパ経営物語第13話

お店のご紹介
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登場人物
トヨ : バンコクRENEスパの日本人店長(この物語の主人公で元警察官)
ナツコ(ナコ先生)頭蓋仙骨療法士&整体師 (もの物語の主人公で元警察官)
Kちゃん:日本のRENEの女社長でトヨの親友
S会長 :RENEのグループ会社の会長でKちゃんの叔父さん
Rさん:RENEスパの共同経営者(タイのRENEの日本人社長、黒ガリンの輸出担当)
A氏:最初スパを経営したいとS会長に話を持ちかけてきた日本人男性(経営資金の着服疑惑がありS会長から共同経営者を外される)
ポップちゃん:RENEスパのスタッフ(女子大生)
ポックちゃん:Rさんが探してきた新しい18歳のスタッフ(タイマッサージ店マッサージ師)

 ナコ先生のスタッフに対する指導も徐々に進み、いよいよプレオープンの日が近づいてきました。

ナコ先生の再来タイそして・・指導の再開  元警察官コンビのスパ経営物語 第12話
登場人物 トヨ : バンコクRENEスパの日本人店長(この物語の主人公で元警察官) ナツコ(ナコ先生):頭蓋仙骨療法士&整体師 (もの物語の主人公で元警察官) Kちゃん:日本のRENEの女社長でトヨの親友 S会長 :RENE...

私は、オープン日を決めて、チラシなども作ってお店の前や大学の前で配るなどの宣伝もして、オープン記念メニューなども作って・・・と、お店のオープンの構想を描いていたのですが・・・・この経緯は最後にお話ししますので、まずはお祓いの状況から話していきますね。

 

>>元女性警察官(刑事)コンビのバンコクスパ経営物語全編の目次は下のバナーから

バンコクRENEスパのお祓い

そんな状況の中、お祓いのために来ていただいたS住職に暦を見ていただいてお祓いにもっとも適した日がやってきました。

 

タイでは、近くのお寺のお坊さんをお呼びしてお祓いをしてもらうようですが、10人位お坊さんが来られるそうで、とんでもなく贅沢な直会になり、お布施も半端じゃないそうです。

とにかく上座部仏教の国なので、お坊様にお布施をするのが最高位の徳を積むことになるらしいです。

 

タイでお店を開店させるのに、なんでタイのお坊さんを呼ばないのか? スタッフにしたらとても不思議だったみたいだけど、やはり、日本人が経営するお店になるので、日本の仏様にお守りいただいて、日本のお坊様にお祓いをしてもらいたい・・

というのが、お店を経営することとなるS会長の思いであり、そのためわざわざ日本からS住職にお越しいただくこととなったのです。

 

お祓いをしてくださったお坊様はこんな方です

S住職は、奈良の吉野山にある修験宗の総本山「金峯山寺」のお坊様であり、大阪に自坊を構えておられる方です。

修験と言えば、お山で厳しい修行をされる山伏さんのお寺であります。

 

金峯山寺は、世界遺産にも登録されているとても有名なお寺ですが、そのお寺の中でもS住職は若い時からとても注目を浴びていた優秀なお坊さんです。

金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺
奈良県 金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺ウェブサイト。国宝・世界遺産の仁王門、蔵王堂の他、日本最大秘仏である金剛蔵王大権現。全国の修験者・山伏が集う修験道の中心寺院となっています。

 

とにかく仏様、神様を拝むのが大好きであり、習得されている作法は数知れないということもあるのですが、「物理博士」という別の顔を持っておられるため、物理学者として科学的・理論的な考え方もできる一方、宗教家として哲学的な考え方もできるという、とてもバランスの良いお坊さんなのです。

そして、一旦、僧衣に身を包むと、とんでもなく威厳のあるお坊様に変られ、彼の唱える読経は、うっとりする位すばらしいく、仏様の威光がどんどん増していくのがわかるのです。

その反面グルメ大好きで、修行期間以外は美味しい物に目がないという、人間的でユーモアセンスを持ち、とにかく明るく気さくで楽しい方なので、トヨはこのS住職の元で、仏教の勉強をするのがとても好きだったのですが・・、残念なことにこの先、タイに移住することとなるトヨからはその機会がどんどん減ってしまうことになりました。

 

そんなS住職が、バンコクRENEスパのために、日本から連れて来て下さったのが

とっても可愛らしい木彫りの大黒様

でした。

 

上座部仏教のタイではお釈迦様を祀られるのですが、日本では商売といえば「大黒様」ですよね〰

(大黒様は、線香立ての奥におられます。)

私は、この大黒様を一目見て、大好きになりました。

この時は、後々、自分が毎日この大黒様にお参りさせていただくなんて思ってもみなかったのですが、この大黒様との深い縁を感じたことは確かでした。

 

いよいよお祓いが始まりました

そして、いよいよお祓いが始まりました。

朝から出勤してきていたアンちゃんとポップちゃんは、まさか昨日までゴミ袋を身体に巻いて、ペンキ塗りをしていたのが、偉いお坊様だとは思いもよらなかったようで、袈裟に身を包んだS住職を見て、目をパチパチしてびっくりしておりました。

さらに・・・

 

昨日までいなかったA氏も来られました。

 

A氏
A氏

なんでタイなのにタイ式のお祓いをしないのか?

とかなり不服そうであり、私にタイのお祓いのやり方などをグダグダと話されていました。

 

 

けれど・・・僧衣に着替えられたS住職の堂々としたお姿を見た途端、一気に何も文句を言わなくなっておりました。

 

さて、いよいよお祓いが始まりました!!

修験宗のお坊様なので、始まりは「ほら貝」から!!

ほら貝の音色でお店の中が清められていきます。

 

 

トイレの中も清めていただきます。

この大黒様は、この先、S会長から引き継いでバンコクRENEスパを経営していくこととなったトヨの、心のよりどころとなる仏様となります。

 

今のスタッフである理学療法士さん達は、やはり大黒様になじみがないため、自分達でお釈迦様の像をお店に持ってきて別の場所にお祀りしておりますが、仏教の日には、いつも、お釈迦様だけでなく、大黒様のお供え物も買ってきて、ちゃんと線香もあげてお供えしてくれますし、手を合わせて拝んでくれます。

 

けれど、今までいたスタッフの中には、「異国の仏」として大黒様を毛嫌いする子もいました。

 

その子にとって大黒様は、ヒンズー教の神「暗黒天:マハーカーラー」であり、いくら説明しても仏教の仏ではなくヒンズー教の神様で受けれがたい仏様だったようです。

あたらめてアメニズムな日本人の宗教観と、タイ国民の宗教観の違いを感じさせられました。

 

お祓いが終わって、再び私服に着替えたS住職とお店の経営者となるS会長、そしてスタッフ2名の記念撮影です。

 

お店の開店日はなんとなく~で決まりました。

 

お祓いも終了し、いよいよ翌日にお店の開店となりました・・・

 

再度言いますが・・・・・トヨもナツコも、開店といえば、

・ チラシを作ってそれを配って・・・・

・ ネット等で宣伝をして・・・・

さらに、開店おめでとう!の花束などが届いて・・・

等と想像していたのですが、二人の予想に反してお店の開店は

なんとなく・・・・

という形で始まりました。

 

えっ、なんとなく?

それはどういうこと?

 

タイに来て、練習の指導を始めたトヨとナツコは、スタッフの練習の日程に関しては、お店の開店日と調整をしていく必要があったことから、S会長に

トヨ
トヨ

お店の開店日はいつになりますか?

と聞いてみました。

 

すると、なんとS会長の返事は

会長
会長

いつでもいいよ~

だったのです。

 

頭の中が???? で一杯になったトヨに対して、S会長は少しだけ考えた後

会長
会長

じゃあ、明日にするよ

と言いました。

トヨ
トヨ

??? どうして明日なんですか? まだスタッフの準備もできてないんですが・・・

何か理由があるのだろうと思って確認したところ、それに対してはS会長は・・・なんと、

 

会長
会長

なんとなくだよ~ その日がいいかな~と・・・・今思ったんだよ。

スタッフの練習は開店してからでもいいじゃん。。

と軽~く返事を返されてしまいました。

 

そんなことから、開店の日は、お祓いの日の翌日と急遽決ったのです。

 

まだスタッフは施術ができないのに開店するってどうなの〰

 

と、トヨとナツコはかなりあせっておりましたが。このアバウトなS会長の感覚が、普通の人にはないおもしろさであり、トヨはいつも会長のこういう部分にとても魅力を感じているのです。

 

S会長とRさんとで会社を設立することに!

さて、この会長の決定に一番びっくりしていたのはRさんだったと思うのですが、さらにS会長はRさんに対して、

 

会長
会長

Rくん、じゃあ、後のお店の経営はよろしくね~

 

と言ったので、開店準備だけを手伝う予定だったRさんも、もうここまで来てしまうと、後に引けない状況に追いやられている感じでした。

 

けれど、ここまでアバウトだったS会長ですが、さすがに押さえなければいけないところはしっかりと押さえる鋭さを持っておられて・・・・それまでニコニコ顔だったのに、急に真面目な顔つきになり

 

A氏に対して

会長
会長

お店はRさんに任せた方がいいよ。 

失礼な言い方だけど、Aさんはスパの経営者という顔じゃないよ。

 

美容関係の仕事をされていたから知識や経験はすごいと思うんだけど、奥さんがやらないとなった今、お店で店長としてスタッフを仕切ってもらわないといけないし、お客さんの対応もしてもらわないといけなくなるから、その点ではRさんの方が、若いし今まで飲食店を経営してきて若者をを使いなれているから適任だと思うんだ~。

 

これから黒ガリンのサプリメント事業が本格的になるから、俺としてはAさんにはそっちの方に力を入れて専念してやってもらいたいんだ。

 

だから、ここはRさんにこの店の経営者になってもらって、Aさんは口出しせずに完全に任せてしまったほうがいいよ。

 

と言い出したのです。

 

お店の経営をする気満々でいたA氏にとって、この話はびっくりポンな話でした。

 

そして、Rさんにとっても、逃げ場のないびっくりポンな話でありました。

 

実は・・・

タイに来てから、KちゃんがS会長に「A氏の不審なお金の使い方のことを話した」らしいのです。

それで、

このままだとおそらくスパは、今後A氏に利用される可能性が高いと判断したそうで、A氏にサロン経営から手を引かせようと決めたのだそうです。

 

でも、この話を受けて・・・・勝手に自分の人生を決められるのはたまらないと考えたRさんが

 

Rさん
Rさん

スパの経営には少し興味がありますし、今までの僕の経営のスキルでお手伝いできるのなら協力はさせていただきますが、僕がするのであればきちんと会社を設立して、ビザと就労許可書も取らせてください。

 

僕はビザもないようなグレーな状況で絶対にやりません。

 

と言い出しました。

 

当然のことなのですが、A氏がスパをやるのであれば、タイ人の奥さんの名義でやるつもりだったので、会社設立までは考えていなかったのです。

 

するとS会長は、

会長
会長

そうだね~。どうしようか・・・・

 

じゃあRさんと僕とで会社を作っちゃおう!!

どうせ、黒ガリンの輸出の関係で会社は作らないといけなくなるから、早いか遅いかだよ。

 

グレーな立場で仕事をすると必ずうまくいかないからきちんとやろう!

 

と一言返事でRさんの申し出をOKすることとなったのです。

 

そんなことから、スタッフの施術もまだまだ、ままならない状態で、この先やれるかどうかもわからないのに、

* スパの経営のためにRさんとS会長が共同でタイに新会社を設立する

* A氏はスパ経営から手を引き、黒ガリンガル事業に専念する

ということがあれよあれよと決まり、新会社の設立に向けてあわただしく動くこととなったのです。

そして・・・このことが、やがてトヨのタイ進出とA氏の不正を暴くことへと繋がっていくのです

 

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バンコク リンパマッサージ&理学整体RENEスパの日本人店長Toyoは、元奈良県警の女性警察官で捜査一課等に長年勤務した女性刑事でした。そんなToyoが警察を辞めてバンコクで整体をメインとしたスパを経営することになりました!そしてそんなToyoを支えてくれたのが警察学校の同期生で同じく元刑事をいていたNatsukoです...

 

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お店のご紹介 元女性刑事コンビがスパ経営物語
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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