バンコクRENEスパの頭蓋整体はストレスに効果テキメン!

頭蓋整体(頭蓋マッサージ)
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前回は過剰なストレスがホメオスタシス機能を妨げ、心身に様々なトラブルを生じさせることについて説明しました。

https://renethailand.com/menu/過度なストレスはあらゆる体の不調を招く/

 

今回は、過剰なストレスがどのようにしてホメオスタシスの機能を妨げるのかを説明していきたいと思います。

 

過剰なストレスは自律神経とホルモンのバランスを崩す

 

 

 

先ずは、ストレスが自律神経とホルモンバランスに与える影響を詳しく説明していきます。

 

人はプレッシャーや恐怖を感じたり、悩みや不安を抱えたりすると、交感神経が優位になります。

 

交感神経が優位になると、ノルアドレナリンアドレナリンといった神経伝達物質が分泌されます。

 

ノルアドレナリンとアドレナリンは、

*血糖値・心拍数、呼吸数・体温を上げる

*皮膚粘膜などの血管を収縮させる

*筋肉や神経を緊張させる

*発汗を促す

*瞳孔を拡大させる

*消化機能を低下させる

といった働きをします。

 

また、交感神経が優位になると、コルチゾール、グルカゴン、甲状腺ホルモンなどのホルモンも分泌されます。

 

この中でも、コルチゾールは、「抗ストレスホルモン」とも呼ばれ、糖やたんぱく質などの代謝を促し、血圧や血糖値を上げたり、炎症反応を抑えたりとった働きをします。

 

ノルアドレナリン等の神経伝達物質やコルチゾールなどのホルモンの分泌は、いずれもストレスと戦うために、身体を活性化させる反応なのです。

 

これは人類が長い生存競争という戦いの過程で身につけた反応ともいえます。

例えば敵に襲われ、生命の危機に遭遇したとき、生きるためには敵と戦うか逃げるかの判断をしなければなりません。

とっさに判断し対応するためには、頭や体の働きを活性化させる必要があります。

 

そこで私達の体は、命の危機というストレスを感じると、消化機能などの働きを抑え、おの分、脳や心臓、肺、筋肉に、いつもより多くの血液、当分、酸素などを送り込むようにできているのです。

 

そして、通常は危機が去ると、今度は気持ちを安定させる「セロトニン」というホルモンが分泌され、反応は徐々に収まっていくのですが、現代人はストレスを長い時間感じ続けるため、副交感神経への切り替えが上手くいかず、交感神経優位の状態が続いてしまいます。

 

スマホの使い過ぎも、知らず知らずのうちに脳や目にストレスを与え続けていることになるため、常に交感神経が働いている状態にあると言えます。

 

そんなことから、ストレス社会で生活する現代人は、心身がいつまでもリラックスできず、ゆっくり眠ることもできないため、疲れがどんどん溜まっていきます。

 

交感神経がずっと優位に働いていると、血圧や血糖値、心拍数が上がったままの状態にあるので、心臓や血管に負担がかかり、心疾患や脳血管疾患、糖尿病を発病するリスクも高くなってしまいます。

 

また、血管が収縮し、血液や栄養、酸素が十分に行き渡らない状態が続くと、頭痛や肩こり、冷えやむくみ、抜け毛や白髪など、健康面だけでなく美容面でもさまざまな問題がおこりやすくなってしまうんですよ。

 

そんなことから、過剰なストレスは、自律神経と内分泌系のバランスを崩して、さまざまな心身のトラブルを引き起こすといえるのです

 

 

ストレスは免疫細胞にも影響を及ぼす

 

 

過剰なストレスは、さらに免疫細胞にも影響を及ぼします。

 

私達は普段、さまざまなウイルスや有害物質などにさらされて生きています。

 

また、人の体内では、毎日3000〰5000個ほどのがん細胞が生まれているといわれています。

 

「えっ、毎日3000〰5000個ほどのがん細胞が生まれているってことは、私もすでにがん患者ってこと?」ってびっくりされたと思いますが、がん細胞が生まれても、私達の体の中には、生まれたがん細胞と戦ってやっつけてくれる逞しい免疫細胞というのが約2兆個も存在します。

 

この免疫細胞のお陰で、わたしたちはがんだけじゃなく、めったに病気をすることなく、健康に生きていられるのです。

この免疫細胞による働きを「免疫力」と呼んでいます。

https://renethailand.com/menu/免疫力をアップして疲れ知らずの身体になろう%ef%bc%81/

 

免疫細胞の主体「白血球」です。

「白血球」は血液の中に存在しています。

 

そして、白血球はさらに

①    単球(マクロファージ。樹状細胞)

②    リンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞=ナチュラルキラー細胞)

③    顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)

の3種類に分けられます。

 

これらは、それぞれ働きが違います。

 

単球は、サイズの大きな異物や老廃物を処理し、外部から異物が体内に入ったことをほかの免疫細胞に知らせる役割を持っています。

 

リンパ球は、サイズの小さな細胞やウイルスなどを駆逐します。

 

顆粒球は、サイズの大きな異物を食べて処理します。

 

という具合に、お互い連絡をとりあって、体外から侵入してきたり、あるいは体内で発生した異物が広がるのを抑え、体を病気等から守ってくれているのです。

 

なかでも、リンパ球の仲間であるNK細胞は、体内をパトロールして、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ次第、かたっぱしから殺してくれる、とても優秀な「殺し屋」なのです。言いかえれば、NK細胞が活発かどうかが、健康を大きく左右しているともいえるのです

 

この免疫細胞については、別のブログで詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧くださいね。

 

 

過剰なストレスは免疫細胞の数のバランスを崩す

 

2兆個も私達の体内に存在している免疫細胞ですが、免疫細胞の数のバランスを調整しているのが、実は「自律神経」なのです。

 

健康な人の場合、

・  単球 5%程度

・  リンパ球 51〰60%程度

・  顆粒球 35〰41パーセント程度

となっています。

 

ところが、ストレスがかかり、交感神経が優位な状態が続くと、顆粒球が増え、リンパ球が減少します。

 

リンパ球のT細胞やNK細胞などは、がん細胞やウイルスに感染した細胞を処理してくれます。

なので、ストレスがたまり自律神経のバランスが崩れると、リンパ球が減って働きが弱くなって風邪などの感染症にかかりやすくなったり、ヘルペスなどになりやすくなったり、さらには生き延びるがん細胞が増えてしまったり・・・と、とても良くない状態になってしまうのです。

 

一方、顆粒球、特に好中球は、殺菌能力が高く、主に細菌やカビを食べてくれます。

しかし、攻撃性が高いため、顆粒球の数が過剰になると暴走し、すでに死んでいる細菌や、胃にいるピロリ菌など、身体と共存、共生している細菌にまで攻撃をしかけるようになります。

 

その結果、胃や腸の粘膜が傷つき、胃潰瘍や潰瘍性大腸炎などが引き起こされてしまうのです。

 

免疫のコントロールシステムを狂わせるストレス

 

私達の体には、免疫のコントロールシステムを調整する機能が備わっていますが、ストレスは、その機能にまで影響を与えます。

 

左右の腎臓の上にある副腎は、心身がストレスを感じると、アドレナリンやコルチゾールなどを分泌し、血圧や血糖値、体温、心拍数を上昇させます。

 

白血球の働きはコルチゾールによってコントロールされているのですが、長期にわたってストレスにさらされると、副腎は抗ストレスホルモンであるコルチゾールを作り続けなければならなくなります。

 

その結果。「コルチゾールが過剰に分泌される」「副腎が過敏になり、ちょっとしたことでコルチゾールを分泌するようになる」といった現象がおこったり、あるいは副腎が働きすぎて疲れきってしまい、コルチゾールの分泌量が減ったりします。

すると、コルチゾールによるコントロールが効かなくなって、白血球の働きが異常になり、異物を正確に判断できなくなってしまうのです。

 

正確に判断できない・・とどうなるのかといいますと、とても怖いことが起こります。

 

異物でないものを異物であると判断して過剰に攻撃してしまったり、逆に異物を異物だと判断できずに見逃してしまい、体に広がるのを許してしまったりするようになるのです。

 

がん細胞を見逃して広がるのを許してしまわれたら・・・恐ろしいことです。

 

 

ストレスは体内の活性酸素を増やし細胞を錆びさせる

 

 

顆粒球は、食べた細菌を分解酵素と活性酸素をつかって消化分解し、自身が寿命を迎えた際にも活性酸素を放出します。

 

活性酸素は、「酸化させる力が強い酸素」であり、細菌力が強く、体内に侵入した異物を排除するうえで大いに力を発揮しますが、一方で酸化力や攻撃力も強いため、体の正常な細胞をも攻撃したり、傷つけたり、錆びさせたりしてしまうのです。

 

その結果、身体にさまざまな不調をもたらせるとともに、体を老化させてしまいます。

 

私達の体の細胞は、日々分裂を繰り返しており、その際、細胞内のDNAの情報もコピーされます。

 

ところが活性酸素が過剰になると、活性酸素によってDNAが傷つけられて情報もコピーミスが起こるようになり、がん細胞が生まれたり、細胞の老化が早まったりします。

 

体にはもともと、活性酸素を除去する「抗酸化系」と呼ばれるシステムも備わっているのですが、活性酸素が増えすぎたり、加齢などによって抗酸化系の働きが弱くなると、活性酸素をコントロールしきれなくなります。

 

他にも、過剰に発生した活性酸素は、体内のコレステロールや中性脂肪を酸化させ、過酸化脂質に変化させます。

それらは血管壁に付着して、血管を塞いだり、もろくしたりするため、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。

 

 

 

免疫細胞は、血流に乗って体中を駆け巡ります。

なので、血流が良好であれば、それだけ免疫細胞の活動もスムーズです。

 

ところが、ストレスは血管を収縮させます。

すると血流が悪い状態が続き、免疫細胞がすみずみまで行き渡らなくなってしまうのです。

 

さらに、血行不良によって体が冷えると、免疫細胞のエネルギー源となる酵素の働きも弱くなってしまいます。

 

体温が1度下がると、免疫力は30%低下するともいわれています。

過剰なストレスによって自律神経のバランスが崩れると免疫系が正常に機能しなくなってしまいます。

 

その結果、アレルギー症状が悪化したり、口内炎やヘルペスなどができやすくなったり、風邪などの感染症にかかりやすくなったりするだけでなく、胃潰瘍や潰瘍性腸炎、さらにはがん、心筋梗塞、脳梗塞などの深刻な病気にかかるリスクも高くなってしまうのです。

 

 

ストレスを解消する特別メニュー

 

RENEスパでは、ストレスを解消し、自律神経やホルモンのバランスを整え、免疫機能を高めるメニューを2つ用意しております。

 

1 頭蓋仙骨療法

2 頭蓋整体(頭をもみほぐすコース)

頭蓋整体(頭蓋マッサージ)
バンコク リンパマッサージ&理学整体スパ RENE
小顔&リフトアップマッサージ、リンパ痩身、理学整体、内臓整体、頭蓋仙骨療法、頭蓋マッサージ、チベット式足裏温灸マッサージ等「美と健康」をテーマにしたオリジナル施術をご提供する日系スパです。スタッフはタイの国家資格を持つ女性理学療法士です。
この記事を書いた人
「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)

20年間強行班係(殺人・強盗・強姦等の凶悪犯罪を取り扱う係)の刑事として仕事をしてきたため、検視や解剖業務に携わることが多く、人体や健康に非常に興味を持ち解剖学や生理学等の勉強に励み、健康管理士や心理カウンセラーの資格も取得しました。

その後、友人や同僚等、家族などを相次いで癌や心筋梗塞等で亡くしたことをきっかけに、健康関連の仕事をしたいと考えるようになりました。そして、友人が健康食品&化粧品製造会社であるRENE(レーネ)を起業する際にスカウトされて転職を決意しました。

タイにはサプリメントや化粧品の原料となる「山の神様の贈り物」と呼ばれる黒ガリンガルを買い付けるためにやってきましたが、本格的に黒ガリンガルの輸入を開始するためタイで会社を設立することとなり、その際、会社の事務所と併設したリンパマッサージスパを開店しました。

しかし最初はタイ語ができないこともあり、タイ人スタッフに翻弄さる日々が続き、騙されたり、お金を盗まれたり、お客さんが来ない日が続いたり…と、ハチャメチャなスパ経営を行っておりましたが、1年後にはタイで有名なホリスティック医療センターのオーナーに、取得している資格や知識、リンパセラピストとしての技術が認められ、同センターに招かれることとなりました。そこで日本式のリンパマッサージの技術指導に当たるとともに、世界最先端のホリスティック医療や理学整体を学びました。

現在は再びRENEスパに戻り、ホリスティック医療センターで学んだ知識を活かして、国家資格を持つ理学療法士達と共に、リンパマッサージと理学整体をメインとした数々のオリジナル施術を考案し、「美と健康」をテーマとした施術をみなさまにご提供しております。

スパを経営するまでの詳しい経緯はこちら

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